神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

食制整体研究所だより 〜白血病と牛乳のこと〜

今日から三月。春到来ですね。

 

今回は池江選手の白血病について少し私見を述べたい思います。

その原因の一つとして考えられる食生活について、自然医学の権威である森下医師の記事を引用して、話したいと思います。

以下、抜粋。

 

琉球新報「肉食・乳食は逆転」

〜伝統的食文化の尊重を〜

哺乳動物とは、文字通り一定期間、母乳を与えて乳児を成育させる種属を指す。
ある程度成長し、自ら食物を摂取できるようになれば乳離れするのだが、離乳後の成体が、再び乳汁を
求めるような哺乳動物は、文明人以外には居ない。
文明人とは、生涯、乳離れ出来ない無限哺乳動物のことなのだろうか?

西欧諸国の寒冷牧草地域では、農作物の栽培は難しい。
牛や羊に牧草を食べてもらい、その乳汁や肉を食糧とする以外に、生きる術は無かった。
かくして荒涼たる風土の上に肉食・乳食文化圏が形成された。
一方、東洋の高温多雨地域では、豊穣(ほうじょう)な穀物や野菜に恵まれ、土に根をおろした穀菜食
文化圏が出来た。
我々が肉・乳食(貧困的食形態)を真似る理由は、西洋コンプレックスに他ならない。

ところで、日本人の九割は、牛乳飲用後、腹痛や下痢を起こす。
それは牛乳中の乳糖を分解する酵素ラクターゼが存在しないからである。
乳児期には必要だったラクターゼも、離乳と共に生理的に消失するのが正常なのだが、これらの正常者
には「乳糖不耐症」とか「ラクターゼ欠乏症」の病名が与えられる。
乳食文化圏の少数者以外、異常というのだ。これは世界の成人の大多数を異常と言っているに他ならない。
西洋価値観の乱暴な押し付けで、主客転倒もいいところ。
寒冷牧草地域の彼らこそ「ラクターゼ無限分泌症」とでも呼ばれるべき異常体質者なのだ。

また牛乳の継続飲用が、歯や骨などいわゆる硬組織の脆弱化につながる現象を、私は二十年前の拙著
『生まれてからでは遅すぎる』で指摘した。1983年、コーシェがその謎を解き明かした。
氏は、ラクターゼ分泌群と非分泌群に対して、それぞれ「Ca(カルシウム)」単独」と「Ca+乳糖」投与時
におけるCa吸収の比較実験を試みた。

その結果、「Ca単独」では二群間に差無し。
だが、「Ca+乳糖」投与においては、前者のラクターゼ泌群が161%と増加するのに対し、後者では逆に81%
に減少した。つまり、ラクターゼを持たない一般成人の場合、乳糖とCaとが共存する牛乳を飲むとその乳糖
によってCa吸収が阻害される、という次第である。

昨今の子供達が、骨折しやすく、虫歯になりやすい理由も、これで解けた。
同時にご老人や骨粗鬆症のCa供給に牛乳を―という話も、実は日本人では逆効果になりかねないのだ。

なお、私どもの「牛乳飲用本数別の慢性病羅患率調査」では、その飲用本数が増えるに伴い、腫瘍性疾患や
白血病の多発傾向が見られた。これは「牛乳中に白血病ビールス検出」フェラーの報告と関係があるだろう。

わが国には、食品分析的栄養学の低次元から、乳離れ出来ない医学者も少なくないが、最良の食生活には、
低次元栄養学より「伝統的食文化の尊重」こそ賢明の策、というべきだろう。

医学博士 森下敬一

 

上の記事からも、食生活、特に牛乳について

言及されている。

日本では、この牛乳の神話がいまだに信じられてる現実に辟易する。

これは戦勝国米国の策略であることは明らかな背景がある。

そもそも日本には元来玄米に味噌、四方を海に囲まれて海藻や魚介類など、また土は肥え旬の野菜も多く獲れた栄養豊富な素晴らしい食文化を持つ。にも関わらず、栄養学というフォイトの嘘に絡ませられ、西洋食・西洋文化を強引に取り入れてから、食事情、農業事情や日本文化が変えられ、現在の生活習慣病なるものが、うなぎ上りに増え、今もなお増え続けている。

百歩譲って、こんなに医療や栄養学、科学が発展してるのであれば、現代人の生活は、健康で快活でないとおかしい。だが、現実はその全く逆だ。それに氣づかないようマスコミやスリーS政策などで関心を奪い、今では大事なことには何も考えない、考えられない状況にさせられている。これは陰謀論でもなんでもなく、普通に考え、調べればわかってくることだ。だが、耳や目にに蓋をして今が楽しければそれでいいとの惰性感覚で、未来も何もなく、今さえ、自分さえ良ければそれでいいと過ごしている現代の人々が大半。

話戻して、米国は自国の小麦を当時の日本に消費させるために、大量輸入させ、それの掛け合わせで牛乳を推奨させた。日本人に牛乳が合っていないのは、上の記事で明らかなのに、舌からも洗脳された現代人は、上に書いたようにそのことに耳を貸さないし、向き合いもしようとしない。

 

そもそも病は、複数の要因からその症状が起こります。

だから、乳製品だけが原因ではないにしても、それを含む食生活が大きい要因の一つではあるでしょう。

もちろん精神的なストレス、オーバーワークを超えた練習、過度の心身疲労など様々な要因が重なり今回の症状となったと思われます。

 

それを、おそらく治療として現代西洋医学から抗癌剤一つで治療するのは、あまりにも医療利権を盲信しすぎですし、そもそもなぜそのようになったかの原因をまず突き止めないと、対症療法では完治や復帰には遠い道のりともなってしまいます。

抗癌剤を製作した医師たちが自分たちがもし癌になったら、この薬剤を使うかとの質問に、決して使わないとの答えがあったことを知っていますか?伝統医療的処置を望むとの声もあったと。これは表に出ていない話です。でも、調べればわかる事実です。

 

また骨髄移植に関しても、未だ腸造血説は信じずに骨髄で造血すると信じきっている現代西洋医学

もちろんこの世に絶対的な方法はないが、それでも本当に復帰させたいのなら、近くにいる人があらゆる可能性を、西洋医学だけでなく伝統医療や東洋医学、それが合わさった統合医療など本人に正しく理解させ選択させることが、1番の最も早い治癒の方法といえよう。

まずは、池江選手の復活を祈念してやまない。

 

あまりに題材が大きすぎて、複雑な要因が絡み合ってて一つにまとめれないので、概略だけ投げかけましたが、白血病の診断自身にも疑問もある。そもそも白血病は血液の癌なのか?

さらには有名人の癌治療は、現代医療利権のプロパガンダになるからだ。

この辺についても、またゆっくり書いていきたい。

 

今日はこの辺で。

 

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