神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

【春の入会キャンペーンは4月末まで】キッズクラスに想うこと 

クラスリニューアルにつき、春のキャンペーンを4月いっぱいまで実施してます。

入会金オフなど特典がありますよ〜。

詳しくは提携先であるゴールドジム表参道か、当道場グループの事務局までお願いします。

 

新年度の始まりです。武道、格闘技、運動始めてみませんか!

 

今日はSCMキッズクラスのことを話そうかなと思います。

 

現在は明光武道 深雪會グループの一つである氣功健康フィットネスメソッドであるQigong Fitness Studio(チーゴンフィットネススタジオ)と、   今日の話題であるSANDA CLUB Mz(サンダクラブエムズ)で近代総合格闘技の元祖である日本拳法をベースに武道・格闘技スポーツとして指導しています。

 

日本拳法は過去ログに何度も掲載してると思いますが、実戦性の高い、路上や戦場などにおいて一番リアルな闘いができる総合格闘技のパイオニアで、その実戦感覚の高さから自衛隊徒手格闘術や、警察の逮捕術の原型になったことでも知られ、日本の伝統的な防具を装着して禁止事項がほぼないなんでもありのルールで実際に殴り合う、昔は喧嘩拳法とも噂された総合武道・格闘技です。だからこそ日拳出身のプロ格闘家も多いのです。

 

屋号のSANDA(サンダ・散打)は中国武術では、簡単に説明すると組手やスパーリングを指す言葉であり、現在はプロ格闘技スポーツのジャンルの一つとして、いわゆるチャイニーズキックボクシングとして世界では知られています。(日本ではマイナーかな笑)

 

わたし自身はこの道場を、敢えてクラブという名前にして、殺伐と練習していく環境ではなく、老若男女が楽しみながら学んでいき、強くなるスタイルを作りたかったので、倶楽部と名付けたのです。ちなみにMzはマゾのMではなく笑、MASUMIからです。いわゆる真澄流拳法という意味です。

 

そのクラブでは当初一般成人向けに開校していたので、少年の部はなかったですし、わたし自身も将来的には創設したいな〜と朧げに思っていた背景の時に、昨年に何人かの親子さんから

少年の部の開校の希望が重なったので、時期が来たかなと今年の新年から開校となりました。

まだまだ人数は少ないですが、徐々に増えていけばな〜と活動してます。

 

わたしが少年の部で伝えたいのは、子どもなりに実戦(瞑想から始まり、形練習や実戦組手・スパーリング)体験を通じて、自分自身の行動に責任を持つということです。そして、その困難、越えなければならない人生の壁から逃げ出さない、しっかりと勇氣を持って向き合いながら、真に強い自分を創っていくことです。これは子どもの頃からするから意義があるのです。(基本的な礼節を学ぶのは人をリスペクトして行動することに繋がります。)

例えばパンチするのも自分、されるのも自分。

自分も痛いけど、相手も同じく痛い。

試合で勝つのも負けるのも自分の責任。試合場では誰も助けてくれない、自分の力でなんとかしないとなんともならない。思い通りにいかないことに駄々を捏ねるのではなく、自分で耐え、考えて、そして切り開いていく。これが日本男児です!って興奮しすぎか笑。冗談はさておき、そうやって子どもなりに自分を知り、自らで自信を養っていくのです。

 

わたしが武道・格闘技の世界に入ったのは僅か五歳の時。複雑な環境下で育ったわたしは、子どもながらに"強くなりたい、怖いゆえに負けたくない"という心が幼心にあったので、母が観せてくれたブルース・リーの"ドラゴンへの道"の影響のタイミングもあって、ブルース・リーのように強くなりたいとなり、縁あったわたしの師匠の一人である岡田賢三・兄(後の伝説王者)に習い始め、さらに所属する日本拳法の道場へ連れて行ってもらいます。

わたしが五歳の頃は拳法界に少年の部などなく、一般成人の大人の中で一緒に学んでいきます。当時のチャンピオンメーカーと云われた名師範・奥瀬先生に基礎を叩き込まれるのですが(一年後輩が洪游會の中野文武・現会長)、本当に厳しかったです。当時は道場で泣くなんてありえず、でも我慢できずに泣いたら怒号が飛んできます。逃げ出したい氣持ちを抑えて、子どもながらにトイレに行って顔を洗って泣いてましぇん〜って練習を続けたりと、今でも思い出します。理屈じゃないんです。子どもでも己の覚悟を持って入ったからには、そこでの規則を遵守する、そして逃げ出さずに、自分なりに覚悟を決めて学ばせていただく。それは感覚的に理解してたし、また理解できました。(逃げることがカッコ悪いと思ってたから、負けず嫌いもあってとにかく続けた記憶があります。)

 

そうやって成長していくのですが、日本拳法の総本山的な本部道場なのもあって、超有名な、伝説の選手の方々に暖かく囲まれて育ったのは財産です。その方々の動きを脳裏に焼き付け、後に同じ憧れの舞台(全日本選手権や各有名大会など)に一緒に立った時や、優勝して大会の歴史に自分の名前を刻んだ時などの感動は今でも覚えてるし、誇りです。

 

わたしがそこで学んだのは、人生逃げたらあかんということです。逃げたらそこまでのもの。そこを突破したら新た舞台が待ってて、そこは光に溢れてるということです。自分の努力でそこに行けること、やればできる!ということを心身を通して学ぶことができるのです。つまりやるかやらへんか!

これは自ら体験した、マジの話ですよ。そうやって本当の自信ができていくのです。

 

単純にケンカが強くなる、格闘技が流行ってるからやる、などそれだけでなく、もちろん本当に強くなりたい、たとえミーハーな心持ちでで入ってきたとしても、練習を通して上に言ったことを学んでいって、どんどん変わっていく、本当に強くなっていってもらいたいなと思ってます。子ども時代にその基礎や経験があるかないかで人生への向かい方が変わると俺は思っています。

 

武道が育ててくれたと言っても過言でないわたしの人生。あらゆる形で恩返しするべくこの世に貢献していきたく思ってます。

 

こちらの道場(SCMキッズ親子クラス)は、ゴールドジムと提携して、その表参道スタジオでわたしをはじめ、プロ格闘家の仲田選手やインストラクターも指導してますので、皆で楽しみながら(時に厳しく笑)正しく学んでいけますよ。これからの時代、親子で身に付けておくことは、運動習慣だけでなく大事だと思いますよ。どうぞ肚の教育を!

 

⭕️今月よりスポーツの秋キャンペーン開催!(体験された方が入会された場合には体験料がキャッシュバックされます❗️)

ご希望の方は当クラブ事務局info@sanda-club.comか、ゴールドジ表参 有料スクール(https://www.goldsgym.jp/shop/13160/school)までご連絡ください。

 

今日はこの辺で。

 

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【特別版】日本拳法回顧録 その15 〜全日本を振り返って〜

今日はSNSでも話した、去年末に大掃除の休憩中に発見、誰か(日本拳法連盟の方?)がアップしてくれた全日本拳法総合選手権大会'89について。

当時18才で初出場(当時の最年少出場記録やったと思う)したYouTubeを偶然見つけて、当時のビデオはもう残ってないと諦めてたのもあり、テンションダダ上がりでそこからいろいろ懐かしく拳法人生を軽く振り返ってたので、その話を少ししましょう。

 

平成元年度 全日本拳法総合選手権大会1989

https://youtu.be/Rt4Jztap8nk?si=HBJwQ0etO2MFmyIM

(入場行進は探せばどっかに若かりし18才の俺がおると思うし、35`06あたりからの試合で左側のスマートな白胴を付けてるのが当時参段で大阪代表として出場した俺です。)

 

当時の全日本は西高東低と本家関西が強いといわれる日本拳法界の力分布ながら、実はルールによっては東の方が!ともいわれた時代。昔は関西が主の日本拳法会と関東が主の日本拳法協会の二大派閥から、今では小さい団体も入れると4〜5団体くらいある日本拳法。当時は全日本学生選手権大会のみ東西統一の交流した実質的全国大会だったけど、俺が全日本出場するころは東西交流がその流れから始まった時代。後に正式に日本拳法全国連盟日本拳法連盟)ができたと思う。

 

話戻って、高校生で参段を取った史上最年少記録(当時)を持つ俺は全日本拳法個人選手権大会の関西全域予選大会に出場した。

当然だが、全日本は予選突破した者だけが出場できる、いわば日本拳法家の夢の最高峰舞台なのである。もちろん拳法人生で一回も予選突破ならず、出場できない選手もたくさんいるほどの一番頂点にある大会、拳法若人の祭典なのです。

当時の洪游會本部の中野誠会長(現会長・中野文武ブンちゃんの父君)が、大会終了後に予選突破した選手たちを集めて、「君たちは全国で勝ち抜いて選ばれた代表選手である。その誇りを忘れずに日本拳法の代表として、練磨した技を発揮して正々堂々と闘ってもらいたい(要約)」と話をしていただいた時は、若い俺には心震えるエールでした。ましてや5歳から見てた中野誠会長が話してたのは感無量やったな〜。

全日本は実質世界大会みたいなモンともいえる日本拳法最高の舞台。名選手といわれる伝説の試合は数々生まれたのもこの全日本です。その当時の高校や大学のクラブ出身でなく、道場からのたたき上げの俺には武者ぶるいモンやったのです。まぁ、それだけ強かったんやで笑。

これくらい言ったら18才当時の俺の嬉しさ通じるかな笑。まぁそれくらい全日本に初めての出場は嬉しかったのです。

 

またまた予選大会に話戻って、当時思い出すと今でも冷や汗かく事件があった。

当時の予選大会に大遅刻して出場権剥奪になりかけたのだ。緊張からか余裕?からか寝坊してしまい試合開始時間の30分前に飛び起きた俺は、やってもた!と顔面蒼白で5分で準備して、重い10K近い防具を背負って会場までの阪急電車に飛び乗った。試合会場までは40分はかかる!もちろん真夏なのもあり汗びっしょり。ちゃう意味でもね笑。当然大遅刻だから、自分の出場するトーナメントは終わってたらジエンドやけど、運良く他のトーナメントから始まって間に合えば出れる!と、気持ちばかりが焦りながら車中バンテージを準備巻きするのさえ忘れてイライラと動揺を隠せない。なんたって18才の少年やし笑。ただただ神様に反省と祈るのみ🙏。

 

会場は当時、関西大学吹田キャンパスの体育館。とにかく会場へと一心不乱にダッシュで向かう。おかげでウォーミングアップできたかもだが?笑

試合場に入ると、道場の先輩たちが怒るまえに焦って準備を促す。なんとトーナメントの点呼時に代返してくださってたのだ!感謝しかない!

だがもうまさに俺の出場するトーナメントが始まろうとしてたのだ。ギリギリセーフ⁉️

その当時はトーナメントはいくつもの約16人位の小トーナメントがあり各トーナメント優勝すれば全日本出場権獲得となる。そのトーナメントには必ず前年の成績などから四段(以上)が最低1人〜2人入っており、そして参段、二段と特にバリバリの大学生中心の猛者が面を連ねる。

今始まったのは試合の、逆の山のトーナメントにいた俺はなんとか間に合いそう!とダッシュで用意。ダッシュで着替えて、ウォーミングアップも何もなくそのまま防具を装着。

その時、そのコートの審判長をされてたのが、当時マジにこわ〜い大商大OBで指導局の某次長(後に局長やったと思う)だった方にコテンパンに怒られる。遅刻は出場権剥奪なんか当たり前の時代、今思うとラッキーだったのは試合開始まで時間がなかったこともあり、俺が洪游會本部に5才から10年近く所属してたことで元有名選手の現審判の方々に可愛がっていただいたことも救いになって、他の審判方が助けてくださったのもあり、まぁ今回だけやぞ!と出場を許された。ホンマ感謝しかありません!!!

 

そのまますぐ俺の試合となった。相手は某大学の参段同士。試合で最初から審判の印象悪い俺は正直確実に勝たないと、負けてしまう!そう思って元々出れんかったかもしれん試合や!と、無欲で集中して戦った。

そうして心の中では、"その辺の大学生デビューからの参段ごとき相手になるかい(当時の大学拳法は勝ち負けが絶対体質ゆえに、実戦防具練習ばかりが主で、基礎である形が疎かになってるのもあり、形の名前など知らない者も当時は多かったこともあってか、後に昇段試合に形試験が加わった背景があると幹部の方から聞いた。俺は形試験などない時代に四段取った昔ながらの世代です。ちなみに四段は審判や指導員の資格を得る免状となる。)"と、バシバシと一本級の突き面(ストレートパンチ)や胴への蹴り(直蹴りや回し蹴り)が決まるのだが、なかなか一本を取ってくれない。遅刻した罰的に審判の洗礼を当然の如く受けた。さらには相手からの全然軽い、明らかに不十分の突きで一本先取されてしまう。後がない!

だが無我夢中の俺は、その困難な壁を乗り越えて、誰が観ても一本という突き面ストレート、そして上段回し蹴り(面横蹴り)を立て続けに決めて2-1で逆転勝利を収めた。

その試合の後に審判から、「こういう(遅刻した)時は勝ったらアカンやんか」と笑顔で皮肉的に称えられた。正直嬉しかったし、2度と遅刻せんと猛省もした。思い出です笑。

そうやって予選トーナメント2回戦にコマを進め、3回戦は誰やったか覚えてないけど笑、勝ち進んでいった。

そうしていよいよ決勝で待ってたのは、反対の大きい山からシード枠で満をじして勝ち上がってきた当時和歌山県の古豪有名選手・出口四段。本来この方が出場決めるトーナメントといってもいいのである。

だけどもここまで来た俺は、諦めずに番狂せを狙って氣合い一番!試合に臨んだ。

若かりし俺は老獪なテクニックよりは攻めの拳法。得意技の一つである、渾身の変則ニ段打ち・突き面が見事に決まった!相手の出口四段も取られたぁと構えを下した。だが相変わらずこのコートの審判は俺を優勝させないように暗黙の了解があってか不十分とコール、俺も、周りの応援者やギャラリーも、ええ⁉️と呆れるが、当時はそんな風潮やったんよ。最初から遅刻した俺が悪いわけやし、なんなら出場させてもらっただけ感謝やし、と氣持ち切り替えて試合続行!

そうしてる間にリズムを崩され、さすがの出口四段に1本決められ、そのまま時間切れで0ー1で優勢負けとなった。出口四段の予選トーナメント優勝で全日本出場権獲得となられた。

俺の夏は終わった〜とうなだれかけたのと束の間、違うコートへ点呼に行くよう促された。

初めての全日本予選でもあったので、ルールをそんなに把握してなかったのだが、(さらには開会式に出れてないので)、予選トーナメント決勝進出者は、敗者復活戦の出場権を得ることに!なんと!それに勝てば本戦の出場権を得れる!鼻息機関車トーマスよろしく首の皮一枚繋がった俺は、絶対全日本出たんねん!今度は全日本総合選手権の最年少出場記録作ったんねんと氣愛が入りまくった。

 

敗者復活戦の相手は同じく他のトーナメント決勝進出者。なんと俺の1年だったか、2年上の先輩の元高校全国大会三位入賞者の南部参段!知ってる!俺が嫌いな寝技を得意とするパワー選手。当時スマートタイプでテクニシャンタイプの俺は「うわ〜マジか〜」と思いながらも、俺も実質全国一位の記録保持者、そこは譲らず自信を持って新旧高校トップランク選手権やと心振るわせながらいざ試合へ。

 

試合内容は35年も前ではっきりと思い出せないが、俺が突きで一本、南部さんが寝技で二本で1ー2で負けて、俺はそのまま大会の補欠選手へエントリーされることに。

 

補欠選手は全国で10〜15名ほどおったかと思う。

後に知ったのだが、補欠選手は出場優先順位があってそれに沿って出場するらしい。

全日本の試合1ヶ月前くらいに、当時所属道場だった仏光振武会の近藤師範(無茶苦茶有名な選手だった。抜き胴や掌底技を使わせたら日本一といわれ、わたしも伝授してもらいました)から、ニコニコ顔で "神田くんは、今までの実績(龍峰杯優勝、全日本社会人個人優勝、豊中市民体育大会2連覇、高校参段取得などなど)から選考で補欠出場順位が圧倒的に第一位やったから、全日本出る準備しときや!"と

話をいただいた。18才の俺は飛び跳ねて喜んだ。

やった!全日本初出場や!あの夢にまで見た、岡田師匠はじめ幼き頃から目にしてきた有名選手の方々が同じ選手権、試合場の舞台に一緒に立てる!五才から夢見た大会出場を実現した瞬間だった。

はい、それからはお決まりのロッキーのテーマから始まって特訓開始が始まったのは言うまでもない笑。

 

そして、いよいよ全日本拳法総合選手権大会のメインイベント、全日本拳法個人選手権大会への出場が正式に決定し、俺の全日本への最初の一歩が始まった。

 

今日はこの辺で。次へつづく〜

YouTube見てね〜

 

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https://youtu.be/Rt4Jztap8nk?si=HBJwQ0etO2MFmyIM

YouTubeで全日本拳法総合選手権大会'89から。シード出場で二回戦での戦い。当時は協会関東勢と本家関西勢の組み合わせが多かった。

防具が少し違うのわかるかな〜。左の上段面蹴りしてるのが俺。もちろん勝ったけどなw。

【条件付き開講】春より個人指導道場が限定条件付きでオンラインでも受けれます!

 今日は待望の個人指導道場がオンラインで限定条件付きですが、受講可能になったので新開講のお知らせです。基本的に一般の方はオンラインでの個人指導はお断りしてますので悪しからず。

 

 以前から遠方の方が通うのが難しいため断念されてた方々にやっと準備ができた朗報です。

今年度の春より、オンラインでも個人指導が条件付きで受講できることとなりました。

 特別な形での指導方法をとりますので、半年から一年に最低でも一回は東京か大阪の道場で直接指導を受けることがまずは絶対条件です。その他詳しい条件などについては問い合わせください。

 

 現在は空いてるコマが少ないので、その時間帯に合う方限定での早い者勝ちとなりますが、後々にはこの時間枠もしっかり作っていきたいと思ってます。(通うのがどうしても難しい方で、受講を強く希望する方限定ですので、それに値しない一般の方は受講できませんよ。申し訳ないがわたしの指導主義です。最終的には直接に口伝、体伝が大事なので、間違った理解で進んでいると直さないといけない。)

 

以下ホームページのコピペです。

https://miyukikan.com/free/doujyousei

 

ご質問、ご希望の方は事務局info@miyukikan.comまで!

 

今日はこの辺で。

 

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写真は香積師範代が鈴木指導員に勁(氣を具現化した力)の伝え方を直接指導している押し合いの練習シーン。

明光武道、氣のメソッド(源流は王向斉創始人からの直系で伝承された尤氏に伝わる意拳)をちゃんと伝えるには、個人指導に近い形直接マンツーマン指導でないと正しくは伝わらんでしょうね。

当道場での最終の練習体系は口伝・体伝が主となります。これが重要なとこなのです。頭で理論だけ理解してても、心身を持って具現化するにはそんな簡単なもんではないです、はっきり言うて!

体感から修得する感得を積み上げていくことが肝要なのです。

【盛大に終了しました】第3回UMS杯格闘技総合錬成大会の開催決定!

今日は恒例になりつつあるUMS杯格闘技選手権大会について。

 

今年もUMS杯は錬成大会として開催を決定しました。

今回のThemaは試合の勝敗に拘るというよりは、いろいろな武道,格闘技ジャンルの技術交流大会にしたいと思っています。

 

ただ!この大会は格闘技スポーツとしてルールの元、普段から少しでも努力して鍛えた者同士の心身を持って技術交流する場です。何の経験ない素人、ただの力自慢や暴れ好き、2、3日ほどの自称経験者は厳しくチェックしてお断りします。某B大会とちゃうからね!いつも勘違いしてる者が何人かおるからのう笑。

 

今回も大いに汗を流して、大会後は懇親会でともに大いに呑んで語り、盛り上がろう!

 

以下コピペ

 

第3回UMS杯 格闘技総合錬成大会 開催決定🔥

日々武道や格闘技の練習にいそしんでいるうつみんですが、今回もUMSカップの集いを第三回目として行いたいと思います♪。

今回はいろんな要望にできるだけお答えするために、形式を少し変えた感じになっております。
その目的はいろんなジャンルの人が参加できること、そして初めての方でも参加できることとなります。
今回はそのため錬成大会となっておりますが、内容としては一試合の大会ではなく公式スパーリングの集まりになります。

そして今回は柔道柔術系、レスリング系の人も参加できるように畳の道場開催となります。

より具体的にはスパー大会なので、様々なジャンルの人が参加して試合形式のスパーリングを行う形になります。
一人当たり体力によりますが、3~4試合の実戦形式、審判ありのスパーリングを行い最後に即興で団体戦を行います。
団体戦は盛り上げるためとお考え下さい。
ルールはいろんなジャンルの方が参加する形になるので、その場で選んで決めてもらう形になります。
対戦相手もスパー大会ですからざっくばらんに似たようなスタイルの人を選んでもらうか、勉強のため違うジャンルを選んでもらうかどちらも可能となります。

私自身もいろんな人といろんな武道を体験することができると期待しております。
また多くの方のご参加をお待ちしております。
以下募集要項になります。終わった後は恒例の懇親会で吞み合いましょう♪。

〇開催日:2023年2月25日
〇場所:BumB東京スポーツ文化館新木場駅10分(東京駅より新木場駅まで9分)
( 〒136-0081 東京都江東区夢の島2丁目1−3/ https://maps.app.goo.gl/bxjmVNbRhe8vw9eg8 )
〇時間:13:00~17:00
〇選手参加資格:なんらかの格闘技や武道を経験している方(素人や2、3日の体験レベルなどは不可・事務局判断有り)
元プロライセンスを持っている方は事務局にご相談ください。
〇選手参加費:5,000円 ※前払い制
〇引率および観覧者参加費:1,000円 ※前払い制

〇懇親会について:選手のみなさまは、懇親会についても、選手用フォームからお申込み下さい。
〇懇親会費:4,800円(税込み) ※前払い制
〇懇親会会場:漁師小屋料理 ひもの屋 新木場総本店(17:30~19:30)(https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13200933/party/230785860

※今回もMVP、敢闘賞、盛り上げたで賞、など表彰式を行う予定です※

みなさまのご参加および、ご来場をスタッフ一同お待ちしています!

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〇観覧者専用申し込みフォーム

https://forms.gle/826iEbBLPrtEbTdQ7

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〇選手専用申込みフォーム(選手の方は、ご家族・引率者の観覧申込みおよび懇親会もこちらからお申し込み下さい。)

https://forms.gle/HaZuFhEciQnFZDAM6

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※以下をよくお読みになってお申込み下さい。
(参加費お振込み完了後、下記の内容を改めてメールに資料添付して送ります。)
※各自で、スポーツ保険に入っていただく必要があります※
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〇服装:半袖・短パン、道着など可 
〇持ち物:基本的にご自身の防具をお持ち下さい。
こちらでも最低限の防具は用意します
※マウスピース、ファウルカップ、バンテージなどは必ず各自持参※
※主催者側で貸し出し可能なもの:グローブ、ヘッドギア、レガース、ニーパッド※

〇スケジュール
13時 選手受付・ルール説明
13時30分 準備運動、マススパー
14時 それぞれの申し合わせ試合開始(二面で行います、審判あり)
16時 即興団体戦
17時 終了

17時30分 懇親会 その後、二次会あり

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〇参加申し込み:https://forms.gle/HaZuFhEciQnFZDAM6
フォームに必要事項をご記入ください。お申し込み後、振込先をメールにてお知らせ致します。

〇申し込み期限:2024年2月15日(木)
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①ボクシングルール
・1R120秒でマスト判定
・反則は基本的に前回ルールに則る。
特にボクシングはパンチのみ、肘、蹴り等は減点対象。
・KOの場合は、安全徹底のため①倒れた時点で即KO、②パンチで圧倒されてる状態はスタンディングダウンとしてレフェリーの判断でRS判定
・マウスピース、ファウルカップ、バンテージは持参。16オンス使用。(軽量級は14オンス)
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ムエタイルール
・パンチ、キック、膝の攻撃が可能
・1R120秒でマスト判定
・反則は基本的に前回ルールに則る。
・肘、顔面への膝は禁止(当たった場合注意)
首相撲あり(5秒以内)
首相撲やクリンチから投げてもルール違反ではない。
・基本のボクシングスタイルにレガース、ニーパッド着用必須
・グローブ16オンス(軽量級は14オンス)
・防具類(マウスピース、バンテージ、ファウルカップは必ず、その他マイ防具ある者は持参、試合前使用可能か要確認)
・ヘッドギア、グローブ、ファウルカップ、ニーパッド、レガース着用
・その他レフェリー判断
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③総合(日拳)ルール
・1R120秒で二本先取の一本を取るシステム
・反則は基本的に前回ルールに則る。
・パンチ、キック、投げ、寝技、関節技、締め技、極め全ての技を認める。ただし、寝てる相手への攻撃は"決めの形"としてライトコンタクトから寸止め程度とする。(思い切り攻撃した者は反則とし即失格とする。)
・有効打(相手にダメージが伝わるレベル)で一本とし、2本先に取った方が勝ち。もしくは時間内に取った本数の多い者が優勢勝ちとする。
・なお寝技については流れがあれば続行、膠着状態となったらストップ後スタンディングで続行へ。判断は主審判断。(マウントパンチは評価しづらいため、拳法の突き技一発を持って一本とする。)
・防具着用のない箇所への攻撃は禁止。(背中、金的への直接コンタクト、関節への打撃等、その他審判判断。)
・関節技や締め技は極まった時点で一本(タップ含むがその前に止める)。安全を徹底するため、主審判断で決定する)
・場外リセットか組んでる場合はリング中央に戻ってリスタート。その際タイムはストップ。
・その他基本的に審判判断を絶対とする。
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④柔道柔術グラップリングルール
・パンチ、キックなどの打撃がないルール
・3分間のポイント制。
・スパーリング大会のため一本はない
・柔道でいう背中をつけて投げれば1ポイント1本(ただし高く持ち上げるのは危険性を考え反則)
・柔道の抑え込み10秒で1ポイント⇒開始戦に戻る
・打撃はないが怪我防止のためフィンガーグローブを装着
柔術グラップリングでいうテイクダウンも1ポイント
ガードポジション状態でも加撃はなし
マウントポジションやバックポジションになったら1ポイント(締めや加撃のふりの状態になったら開始戦に戻る)
・サブミッションで相手がタップか審判の見込みで1ポイント(開始戦に戻る)
・締めも相手がタップか審判の見込みで1ポイント
・スパーリング大会のため実際に落としたり関節を外すと反則負け

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〇少年(小学生高学年・中学生)および女子の部も様々な相手とスパーリング可。
経験や複数の体験をすることを目標とする。
・相手によって可変

シニアの部、高校生の方は体重と年齢、格闘技経歴によってジュニアの部にはいるかシニアの部に入るか事務局で検討いたします。

今回は計量はしますが参考にするだけです。

 

 

今日はこの辺で〜

 

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NPO法人薬害研究センター講演会のお知らせ

恒例のNPO法人薬害研究センター関西支部講演会、令和六年の新年に開催される運びとなりました。

 

今回のテーマは東京、関西ともに薬害研究センター通して初の開催!「氣の体験会」。

もしかしたら今回この形式は最初で最後かも❗️


いつもは、東京、関西とそれぞれのセンターで毎年、運動と免疫upについての実践セミナーや、宿便と自律神経失調から食病と予防についての正食セミナーなどと合わせて、氣のメソッド三本柱の"瞑想"と"運動"と"正食"について各分野別に開催してました。

今回は道場主催としてや、世界長老会議のシンポジウムなどでのみ開催してた氣を実際体験できる、さらに氣の基礎概念を学ぶ「氣の体験会」を

薬害研究センターでは初開催します!

普段は少人数制でのみの開催ですので、この機会に是非お越しください。縁ある方々へ〜

 

 

以下は薬害研究センター掲載分のコピペです。

 

 

明光武道 深雪館 宗家師範 神田真澄

初!薬害研究センター勉強会リミテッドバージョン
「氣の体験会 」
〜特別付録!護身術を身につける実戦伝授〜

「氣」とは人が持つ根源的な力であり、誰もが天より与えられた生命エネルギーともいえます。
明光武道(メイコウブドウ)は、大自然の摂理に則った、自身の氣を高めていく武道の核のメソッドです。

源流を中国武術の最高峰である、大成した拳法と称えられた内家・意拳(イケン)にもち、さらに古の日本にあった氣の文化や考えの観点から、その核を考察し、現代に再興すべく創始された氣の武道が明光武道です。

今回は新年特別企画として、今まで薬害研究センターでは未公開の、普段は道場主催や大きいイベント等でしか開催されない「氣の体験会」を、この勉強会リミテッドバージョンとして開催!

基礎概論と実践、体験の基礎的なことが実際に体感できる貴重な機会です。
ぜひご参加ください。

【内容】
氣の武道である明光武道の三大原則メソッドからピックアップ

・正想分野:武道式の瞑想
・正体分野:氣を使ったゆっくり運動法
・正食分野:食制整体や食病(宿便)理論
から基礎概論との一部実践を通して、氣とは何であるかをまずは実体験します。

*氣を武道的に具現化した力・勁(けい)の体験、いわゆる氣で押される⁉️体験も数名限定で用意しています。(多い場合は抽選)

氣の体感を通して、氣を自ら高めることを実際に体験し、心身とも軸を創り強健に成るべく、この勉強会を通してあらゆる本質を見直すキッカケにしてもらえれば嬉しいかぎりです。

☆特別付録
リクエストにお応えして、護身術の実戦メソッドを体伝!こんな時代だからこそ、真剣に知っておきたい護身術。うつみんのYouTubeで公開された中から重要なポイントを伝えます。

【日時】
2024年1月20日(土)
14:30~17:30 (14:00受付開始)

【参加費】
¥4000

【懇親会】*限定10名
河内鴨と地酒の割烹「味道楽」
https://kcfx400.gorp.jp/
参加費:¥5000(コース料理+飲み放題)

【講師】
神田真澄(かんだますみ)
明光武道 深雪館 宗家
https://miyukikan.com
食制体型研究所 主幹
Qigong Fitness Studio 総師範
Sanda Club Mz 代表師範

【場所・お問合せ先】
[NPO法人 薬害研究センター 関西支部](https://www.facebook.com/groups/273350860052077/user/100067902793779/?__cft__[0]=AZWwOICLcKZ_LZakVLKLj-_P630SOqqqwxpPy9ZhXTPtLd25c5nBM4MRA6CKKOdfEfLu44T8o66zvdOh5IB0ppGJ3uGAgZ0yl4gFXH64JMyicJs7BTaaAx4gz-SiQN3k3SFGIVAXE9P9rso0Dtg1t3bt&__tn__=-]K-R)

【詳細・申込先】
https://forms.gle/o8qa7g1WuQi72EoC8
※お一人ずつお申し込みください。

 

 

 

いつも言ってることですが、大事なのは聴講するだけでなく、それを実際にやってみることに意義があります。そして今回は初の氣の体験も抽選ですが開催します。氣は特に自身で体感してその実を感得することが大事です。知識だけ得て、もうすでにできると妄想的な満足に陥ってませんか?だからオカルトティックな考えや、知りもせず、できもしないのに頭で考える理屈ばかりが先走って結局は真実が見えないし、できないのです。

それ絵に描いた餅、意味ないですよ!少なくともうちの講演会やセミナーなど今までずっと実践形式で、実際に自分で動いて初めてその意義を知ることを重視して開催してます。

 

氣の体験会は基本的には当道場主催の体験会や大きいイベントなどの際にミニ講習会として開催しません。この少ない機会に氣の体感を実際にまずはしてみませんか!あらゆるものを観る角度が変わってきますよ!そして、わたしの地元でもある関西でしか行わない懇親会で大いに語り合いましょう!

 

今日はこの辺で。

 

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新年のご挨拶 in 2024

明けましておめでとうございます。

 

旧年中はお世話になりましてありがとうございました。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

令和六年 辰年 元旦

明光武道 深雪會グループ代表 神田真澄

 

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伸筋を使う 〜逆トレが最近の流行り?〜

今日は逆トレについて、明光武道のメソッドからお話しましょう。

 

以前に生徒さんから情報提供してくださった"逆トレ"。わたしはTVをあんまり観ないのだが、ためし△ガッテ◯という健康番組で特集されてたとか。

ちょっと前には下の写真のようにためし△ガッテ○の内容が雑誌でも紹介されており、こちらの記事を別の生徒である某氏より送っていただきました。

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筋トレというと、基本的に引く力を中心に鍛える所謂屈筋のイメージが強いのではないでしょうか。重いものを持ち上げる。バーベルなんて最たるものでしょう。

 

また階段で上る時よりも、なんとなく降りる時の方が重力に倣って楽に思い込んでることもあると思います。

 

ではどちらの筋肉が、"健康"という観点からでは有効なのでしょう。

 

上の写真記事からもわかるように、統計をとるとこの伸筋(逆の動きをする力)を効率よく使うことで、健康アップに繋がるとのことでした。

ここで持ち上げる・引く筋肉を"屈筋"、伸ばす・逆に動く筋肉を"伸筋"と名づけましょうか。

 

屈筋については、結構調べればポピュラーで情報も得やすいと思いますので、いつもの如くご自身で調べてください。

 

今回は伸筋について。

伸筋は、先ほども述べたように、曲げたり力で引き寄せるというよりは、その逆で引き離す、押す、伸ばす筋肉です。

このブログの読者なら、一度は経験あると思いますが武道スクワットを思い出してください。

曲がる時はそれなりにゆっくりとできるけど、

身体を持ち上げる、つまり伸ばす時にツイツイ早く伸ばしてしまう経験ないですか?笑

 

またまた、山を登る時よりも降りる時の方が大変と聞いたり、感じたりしたことはないですか?

人は曲げる時より伸ばす時の方がシンドイのです。それだけ鍛えにくい。

でも上の写真からもわかるように、この逆の運動をする筋肉、伸筋を鍛えることは健康長寿につながるとされています。

 

当道場の明光武道メソッドでは、この所謂逆の動き、伸筋を鍛えることを重要視した動きが多いのです。

先ほど話題に出した武道式スクワット(源流の意拳では弾腿という)は、特にこの伸筋(人が持つ最大筋肉の一つであり、第二の心臓とも云われる大腿四頭筋)を使い、その効果を十二分に得る下半身鍛錬法です。

 

そのメカニズムについては、氣の体験講習会などでもよく話してる内容ですが、その一つにミトコンドリアがあります。気になる方は受講するか、自分で講演会など探して来てください。

 

うちの道場はYouTubeやらSNSやらであんま簡単には伝えません。それは先人たちが命懸けで伝承してきた武術を継ぐ者の義務でもありますし、不特定多数のような誰にでも簡単には伝えません。それは危険にもなり得るからです。伝えるからには責任が生ずるのです。いたずらに隠してるようなせこい話ではなく。いくら時代が移り変わろうが、なんでも理屈捏ねてる世界ではないんやで。

そもそもテレビとかも正しくは伝わらんし、伝えんしね。

 

あくまでもこのブログは、自分自身を見つめ直すキッカケ作りのモノですので、これを機会に自ら調べる、学ぶ、実践するが肝要ですよ。

頭でグヂグヂ考えて満足させてるより、まずは実践,行動すること!早い話が偉そうに言いながらそれできんのか?って話です。できもせんのに頭でっかちの如く理屈だけで満足してたら、所詮は人生それだけのもんやで〜

 

今日はこの辺で。