神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

瞑想について 〜真の意義と副次的効果〜

今回も、日本を取り戻すメール新聞の掲載された記事を掲載します。テーマは瞑想。

まだ読まれたことない方は、ご一読くださいな。

 

■■■本当の日本を取り戻すメール新聞■■■
業界の舞台裏と対策~

皆さんこんにちは。
『本当の日本を取り戻すメール新聞~あの人に聞きたい業界の舞台裏と対策~』
の第140回目の配信です。

このメルマガは昨年2016年3月26日に
日本再生プロジェクトの活動の一環として、
日本一悪名高き医者のうつみんこと内海 聡と、
うつみんが信頼する各業界の識者の方々にご寄稿いただき、
識者の方々の知っている業界を中心に、
その舞台裏と、日本をよくするためにはどうすればいいか?
どうすれば本当の日本を取り戻せるのか?
を語っていただくためにスタートいたしました。
ぜひご熟読いただき、
皆様の生活、知識、活動に
お役立ていただければ幸いです。

現在の登録者数は当初の目標の50000人となりました。
ご購読いただいている皆様に感謝の意を申し上げるとともに
引き続き、10万人を目指して
普及にご尽力いただくようお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。

★このメルマガは無料配信ではありますが、その道のスペシャリスト
の方が無償で執筆くださっている貴重なものです。
無断で他への転載はお控えくださいますようお願いいたします。

今回のご寄稿は
道家代替療法家の神田真澄さんです。

文末にGW明けに予定しております
神田さんの勉強会のご案内もありますので
興味のある方は足をお運びください。

内海のFBアカウントがまた停止となりました。
今後の勉強会情報も載せておりますので、
最期まで目を通してみてください。

よろしくお願いいたします。


■神田真澄■
明光武道 深雪會グループ代表 宗師範
食制体型研究所主幹
明光武道 深雪館主宰
Qigong Fitness Studio/Sanda Club Mz 宗師範

 


□なぜ今、瞑想なのか
~自分の軸を創る~□


改めまして、
道家
代替療法家として
活動しております
神田真澄と申します。

明光武道(めいこうぶどう)という、
古の日本に存在した氣の考え方や文化、
そして武道を現代に再興すべく、
幼少より学んだ
武道、古神道、伝統医療を通し、
日本武道と
東洋武術史大成した拳法と称された意拳
また日本古来から伝わる
大宇宙・大自然の摂理である古神道
そして伝統医療の考えから、
それぞれの核を集大成して創案した、
古に在った
最も古くて、
そして現代に新ためて再興する、
氣の武道・明光武道
を伝えております。

以下の明光武道 深雪會グループを主宰して、
明光武道の氣のメソッドを
様々な形で伝承・活動しております。

どうぞよろしくお願いいたします。

・明光武道 深雪館 (めいこうぶどう みゆきかん)
http://miyukikan.com

・Qigong Fitness Studio チーゴン(氣功)フィットネススタジオ
http://qi-fitness.com

・SANDA CLUB Mz  サンダクラブエムズ(実戦格闘技道場)
http://sanda-club.com

・食制整体研究所 (代替療法による瞑想断食・食養・健康運動の合宿道場)
http://miyukikan.com/free/doujyousei

・著書「立つだけ!医者いらずの太もも力」 (運動、瞑想、正食の健康本)
https://books.rakuten.co.jp/rb/12653829/

・神田真澄の氣まぐれブログ in 明光武道 深雪館
http://miyukikan.hatenablog.com

 

2回目の投稿となります、
今回のテーマは瞑想について。

前回の”氣について考える”の
メールマガジンでは
氣をメインに、
武道や古の日本の観点からお話をして、
瞑想も少し絡ませた内容だったと思います。

今回はダイレクトに
”瞑想”をテーマに
様々な可能性を絡めながら
お話したいと思います。

なかなか限られた文字数では
瞑想の全てについては到底お話しできないので、
分野別に順々に回をおって
お話していければと思います。

全てのお話を聞きたい方は
講習会や道場に来ていただければと思います。

まず、今回のメールマガジンでは
瞑想の脳への働き、
そして瞑想の真の意義
についてお話していきましょう。

最初に、瞑想とは?

Wikipediaによると、
瞑想(めいそう:Meditation)とは、
心を静めて神に祈ったり、
何かに心を集中させること、
心を静めて無心になること、
目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。

この呼称は、
単に心身の静寂を取り戻すために行うような
比較的日常的なものから、
絶対者(神)をありありと体感したり、
究極の智慧を得るようなものまで、
広い範囲に用いられる、とあります。

読者の皆さんも、
瞑想は坐禅をはじめ、
ヨガや氣功、宗教やマインドフルネスなど
経験ある方も多いことでしょう。
ここでは瞑想のメソッドの
優劣について語るのではなく、
現代人になぜ瞑想が必要かについて、
考えたいと思います。

昨今瞑想メソッドは
世界的に研究され、
またいろいろな形で実践されています。

例を挙げるならば
脳科学、精神衛生学をはじめ
アンチエイジング代替療法など
様々な分野で瞑想は研究されています。

では、今回はいくつかの例を挙げて
瞑想の効果としての面と、
後半は本来の瞑想の意義として
お話を進めていきましょう。

まず、脳科学からは
リセット術としての瞑想の記事を
取り上げてみましょう。


○既成概念をリセットすれば新しい発想が生まれる

仕事にスピードが求められる今、
想定外のトラブルや事態が発生した時に、
分析できる情報がないまま、
瞬時の判断が求められることも多い。そ
んな時に必要となるのが、直感力だ。

「トップ営業マンは、
お客さんに会っただけで
買ってくれるかどうかわかると言います。
なぜか理由はわからないけど、
ほぼ90%正しい答えを導き出せる。
こういった力が直感力です。
同じようなものとしてひらめきが挙げられますが、
直感力とひらめきは似て非なるもの。
ひらめきはずっと考えていて、
ある日、ぽっと考えが出て、
これが正しい答えだとわかりますが、
直感力は瞬時に答えが出て、
その答えが合っているかどうか
わからないものなんです」

直感は大脳辺縁系から出てくるもので、
潜在意識で処理されている。

一方、ひらめきは大脳新皮質で思いつき、
過去のデータなどからジャッジされて
正しい答えを導き出す。
そのためせっかく直感で思いついた答えを
大脳新皮質が否定してしまい、
新しい可能性を摘み取ってしまう場合がある。

「新しい発想を生み出す時に足かせになるのが、
今までのやり方や経験です。
偶然から思いがけないものを発見しても、
これまでの経験から
『そんなことはあり得ない』
と思ってしまうと、
新しいものは生まれません。
今の経営者には
サイエンスとアートが必要だと言われますが、
それはビジネスマンにも言えること。
サイエンスは
過去を分析するアプローチですが、
アートには
過去にないものを生む直感力が必要になります。
そのふたつのスキルが求められているのに、
サイエンスだけで乗り切ろうとするから
行き詰まるんです」

そうならないために必要なのが
既成概念をリセットすること。

過去の既成概念から脳が解放されることで、
新しい発見やアイデアに出会える。

例えばプレゼンを行なって、
その場の反応にフォーカスして
企画書をまとめて
イデアを引き出すといったようなこと。
その場の雰囲気を
イメージとしてとらえ、
受け入れることが大切だ。
「直感力は今までのビジネスに一番欠けている部分。
鍛えるためには物事をイメージでとらえ、
感情を豊かにして、
その事実を受け入れることが大切です。」

小山龍介氏
株式会社ブルームコンセプトの代表取締役
NPO法人「場の研究所」研究員。
『STUDY HACKS!』など人気のハックシリーズ著者。


この脳をリセットさせる、
直感をダイレクトに鍛えるメソッドに
最適なのが瞑想です。


こんな話があります。

リーマンショックがあった2008年。
その年のアメリカ・ニューヨークでは
瞑想のクラスが満員で
予約が取れない現象が起きました。
世界恐慌になる可能性があったリーマンショック
そんな不景気な時期に、
ヨガクラスなどが
ドンドン閉鎖されている中での
出来事だったとのこと。

なぜそのような現象が起きたか。

瞑想クラスを受講していた人の話だと
「これから世界に何が起こるか分からない時代。
だからこそ何が起きても不安にならない、
軸がぶれない、
生き抜いていける強い自分自身を創っていきたいから、
瞑想を実践するんです。」
等の声が多かったと。

毎日ものすごいスピードで変わりゆく
時代を生きている現代ビジネスマン。

そんな頭の中が情報で疲労している彼らが、
何も考えないようにする、
頭を空っぽにリセットする
時間を持つこと,

そして自分自身を見失わないよう、
自分軸を創ることは、
現代ビジネスマンには
必須なアイテムとなっていったのです。

今日一日の自分を冷静に客観視する。
自分自身を見つめ直して修正し、
明日のビジネスに新たに繋げていく。

シンプルな行為ですが、
それを積み重ねて継続していくことこそが
重要なのです。

そうやって、ビジネス界で
成功を修めてきた著名人らがいます。

例えば皆さんが
よくご存知のスティーブ・ジョブズ

彼はこよなく瞑想(禅)を愛しました。

だからこそ、他にはない直感力、
発想力が優れていたのでしょう。

彼を創ったのは、
瞑想が大きい影響を与えていたのは、
彼自身語っています。

Macのシンボルマークである
アップ彼が
リンゴの樹の下で瞑想していた際に
リンゴが落ちてきて、
それがヒントになった
との一説もあるくらいです。

その他にも、
Googleでは社内研修の一環で行なったり、
スポーツ界で有名な
マイケル・ジョーダンの所属チームが
瞑想を選手全員にマストメソッドとして実践させ
優勝を手にしたりと、
瞑想は海外で非常に盛んです。

国内に目を向けてみても、
同じスポーツ界では
サッカー日本代表長谷部誠選手や、
須藤元気氏も瞑想実践者ですし、
JALを再生させた稲盛和夫氏らも有名です。

私自身、六本木ヒルズ内(アカデミーヒルズ)での
朝活プログラムで
朝瞑想クラスを開講していましたが、
そのクラスには出社前の
ビジネスマン・OLをはじめ、
弁護士、
教授やスポーツ選手に
学生と、
瞑想をやってみたかった方々に好評で、
常に満員御礼でした。

瞑想には興味があるが、
何を始めたらいいか分からない。
宗教的なものは怖い。
怪しいなどの声が多いと思います。

そんな中、メソッドとして
純粋に自分自身を高める瞑想(武道式瞑想)は、
現代の方には
取り入れやすかったのかもしれません。


では、もう一つ記事抜粋をしてみましょう。

○瞑想でストレスや苦痛が取り除ける脳科学的理由

瞑想がなぜ
長年のストレスや苦痛を取り除いてくれるのか? 
脳科学的な根拠を説明したいと思います。

マサチューセッツ工科大学
ハーバード大学神経科学者が、
瞑想を実践している人は、
イライラが軽減すると考えられている脳波、
「アルファ波」を
うまくコントロールできる、
ということを発見しました。

瞑想のやり方を学んだ後で、
被験者が体のある特定部分に意識を集中した時、
脳のアルファ波が著しく増幅したそうです。

この発見によって、
ストレスを含む
慢性的な苦痛に悩まされている人は、
瞑想することで
ストレスや苦痛を
感じにくくできるのではないか
と言われています。

ですから、
ストレスや何かしらの苦痛を感じている人には、
心を集中させるような
ストレス軽減法(呼吸法)や瞑想が、
苦痛を和らげる助けになるでしょう。

The benefits of meditation | MIT News?

リラックスすることの重要さは、
現代人が一番感じてるのではないでしょうか。

日々、緊張した中で生活を送っていると、
どうしても交感神経が緊張した状態が続き、
かつ帰宅してもそれが解けない。

それは交感神経系の異常緊張となって、
様々な症状(病)を引き起こします。

病の要因の一つとなります。

そんな観点からも、
瞑想を実践することで
脳からα波が放出され、
リラックス状態へと導くと同時に
脳内ホルモンβエンドルフィンが
放出され心身を調節します。

リラックスすることで、
副交感神経が優位になり、
身体を休め免疫活動(リンパ球数を調節)を高める。

このように瞑想を習慣化するだけでも、
身体を健康に保つ健康法となります。

今回のメールマガジンでは
お話しできるスペースがないので
簡略に書きますが、
瞑想を実践することで
脳のリセットだけではなく、
健康法や
治療術としても有用である
ことが実証されています。

興味ある方はご自身で調べてみるといいでしょう。

・深い睡眠の2倍

・心拍数減少かつ血流量増加

・恒常性(ホメオスタシス)を高める

・ストレスの減少(乳酸が減少する)

アンチエイジング効果が確認
(米国アンチエイジング医学協会のリポート)

などの効果が実験結果より実証されています。

また
統合医療の観点から、
瞑想には次のような人々には
一定の効果があることが示されています。

・がんの症状および副作用の緩和
・高血圧の改善
・うつ・不安・疼痛軽減
更年期障害の症状改善

などの実験結果が実証されているのです。
統合医療では
瞑想は治療メソッドとして実践されています。

つづく

 

今日はこの辺で。

 

f:id:miyukikan:20190810175147j:image

写真は古の神道の原点である聖地。

ここで、武の極を感得させていただきました。

天地惟神の大道。まだまだ、死ぬまで修行と伝承です。