神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

日本拳法の回顧録 〜青春編〜

久々に日本拳法の話を。

 

今回は前の続きで、全国高校日本拳法個人選手権大会に出場したお話です。

 

その前に、全国大会の前の昇段試合から。

全日本社会人選手権など初段の部でも負け知らずで勝ち続けた私は、二段取得も確実といわれてました。

大会に出場すれば優勝、連勝も続いていた私は、知らずに心に奢りができ、慢心してたのかもしれません。

そして昇段試合当日、心に奢りがあった私は試合会場に大遅刻をしてしまい試合に出れなくなってしまいました。

もちろん二段もおあづけです。

これは先輩方はじめ岡田義兄らにコテンパンに叱られました。

猛省したのも束の間、半月後には全国大会が決まってました。

全国大会でも、私は優勝実績から、また道場所属なので高校の試合に一度も出たことのないことから、不氣味な存在として影の優勝候補として鳴り物入りで出場しました。

シードされての二回戦から出場だったと思います。相手は初段。ここでも勝ちを意識した私は、高校生だったのもあり目立ちたい一心、名刺がわりに見せつけてやりたいことからただ勝つのではなく華麗に勝ってやろうという、またバカな欲にかられます。

試合展開は確実に私が主導権を握ってましたが、決めた突き技・ストレートが審判の死角だったのか一本になりません、セコンド応援者たちが入った!なぜ一本じゃない?との声が聞こえた瞬間の隙に、逆に胴に突きを喰らって一本先取されます。

 ええ⁉️と思ったのもつかの間、それで動揺したのかペースを崩してしまい、試合で久々に焦りを感じ、そのまま攻めあぐねて時間切れで優勢負け、つまり初めて公式戦で負けてしまったのです。

二段戦の遅刻による欠場、そして全国高校選手権での不運的な敗戦。

流石に、肩を落としました。

そこから、私にとって拳法人生の壁との戦いが始まったのです。

 

なんか、大袈裟やな笑。

大阪特有のドラマティックな書き方ということで笑。

 

今日はこの辺で。

 

 

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