神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

【春の入会キャンペーンは4月末まで】キッズクラスに想うこと 

クラスリニューアルにつき、春のキャンペーンを4月いっぱいまで実施してます。

入会金オフなど特典がありますよ〜。

詳しくは提携先であるゴールドジム表参道か、当道場グループの事務局までお願いします。

 

新年度の始まりです。武道、格闘技、運動始めてみませんか!

 

今日はSCMキッズクラスのことを話そうかなと思います。

 

現在は明光武道 深雪會グループの一つである氣功健康フィットネスメソッドであるQigong Fitness Studio(チーゴンフィットネススタジオ)と、   今日の話題であるSANDA CLUB Mz(サンダクラブエムズ)で近代総合格闘技の元祖である日本拳法をベースに武道・格闘技スポーツとして指導しています。

 

日本拳法は過去ログに何度も掲載してると思いますが、実戦性の高い、路上や戦場などにおいて一番リアルな闘いができる総合格闘技のパイオニアで、その実戦感覚の高さから自衛隊徒手格闘術や、警察の逮捕術の原型になったことでも知られ、日本の伝統的な防具を装着して禁止事項がほぼないなんでもありのルールで実際に殴り合う、昔は喧嘩拳法とも噂された総合武道・格闘技です。だからこそ日拳出身のプロ格闘家も多いのです。

 

屋号のSANDA(サンダ・散打)は中国武術では、簡単に説明すると組手やスパーリングを指す言葉であり、現在はプロ格闘技スポーツのジャンルの一つとして、いわゆるチャイニーズキックボクシングとして世界では知られています。(日本ではマイナーかな笑)

 

わたし自身はこの道場を、敢えてクラブという名前にして、殺伐と練習していく環境ではなく、老若男女が楽しみながら学んでいき、強くなるスタイルを作りたかったので、倶楽部と名付けたのです。ちなみにMzはマゾのMではなく笑、MASUMIからです。いわゆる真澄流拳法という意味です。

 

そのクラブでは当初一般成人向けに開校していたので、少年の部はなかったですし、わたし自身も将来的には創設したいな〜と朧げに思っていた背景の時に、昨年に何人かの親子さんから

少年の部の開校の希望が重なったので、時期が来たかなと今年の新年から開校となりました。

まだまだ人数は少ないですが、徐々に増えていけばな〜と活動してます。

 

わたしが少年の部で伝えたいのは、子どもなりに実戦(瞑想から始まり、形練習や実戦組手・スパーリング)体験を通じて、自分自身の行動に責任を持つということです。そして、その困難、越えなければならない人生の壁から逃げ出さない、しっかりと勇氣を持って向き合いながら、真に強い自分を創っていくことです。これは子どもの頃からするから意義があるのです。(基本的な礼節を学ぶのは人をリスペクトして行動することに繋がります。)

例えばパンチするのも自分、されるのも自分。

自分も痛いけど、相手も同じく痛い。

試合で勝つのも負けるのも自分の責任。試合場では誰も助けてくれない、自分の力でなんとかしないとなんともならない。思い通りにいかないことに駄々を捏ねるのではなく、自分で耐え、考えて、そして切り開いていく。これが日本男児です!って興奮しすぎか笑。冗談はさておき、そうやって子どもなりに自分を知り、自らで自信を養っていくのです。

 

わたしが武道・格闘技の世界に入ったのは僅か五歳の時。複雑な環境下で育ったわたしは、子どもながらに"強くなりたい、怖いゆえに負けたくない"という心が幼心にあったので、母が観せてくれたブルース・リーの"ドラゴンへの道"の影響のタイミングもあって、ブルース・リーのように強くなりたいとなり、縁あったわたしの師匠の一人である岡田賢三・兄(後の伝説王者)に習い始め、さらに所属する日本拳法の道場へ連れて行ってもらいます。

わたしが五歳の頃は拳法界に少年の部などなく、一般成人の大人の中で一緒に学んでいきます。当時のチャンピオンメーカーと云われた名師範・奥瀬先生に基礎を叩き込まれるのですが(一年後輩が洪游會の中野文武・現会長)、本当に厳しかったです。当時は道場で泣くなんてありえず、でも我慢できずに泣いたら怒号が飛んできます。逃げ出したい氣持ちを抑えて、子どもながらにトイレに行って顔を洗って泣いてましぇん〜って練習を続けたりと、今でも思い出します。理屈じゃないんです。子どもでも己の覚悟を持って入ったからには、そこでの規則を遵守する、そして逃げ出さずに、自分なりに覚悟を決めて学ばせていただく。それは感覚的に理解してたし、また理解できました。(逃げることがカッコ悪いと思ってたから、負けず嫌いもあってとにかく続けた記憶があります。)

 

そうやって成長していくのですが、日本拳法の総本山的な本部道場なのもあって、超有名な、伝説の選手の方々に暖かく囲まれて育ったのは財産です。その方々の動きを脳裏に焼き付け、後に同じ憧れの舞台(全日本選手権や各有名大会など)に一緒に立った時や、優勝して大会の歴史に自分の名前を刻んだ時などの感動は今でも覚えてるし、誇りです。

 

わたしがそこで学んだのは、人生逃げたらあかんということです。逃げたらそこまでのもの。そこを突破したら新た舞台が待ってて、そこは光に溢れてるということです。自分の努力でそこに行けること、やればできる!ということを心身を通して学ぶことができるのです。つまりやるかやらへんか!

これは自ら体験した、マジの話ですよ。そうやって本当の自信ができていくのです。

 

単純にケンカが強くなる、格闘技が流行ってるからやる、などそれだけでなく、もちろん本当に強くなりたい、たとえミーハーな心持ちでで入ってきたとしても、練習を通して上に言ったことを学んでいって、どんどん変わっていく、本当に強くなっていってもらいたいなと思ってます。子ども時代にその基礎や経験があるかないかで人生への向かい方が変わると俺は思っています。

 

武道が育ててくれたと言っても過言でないわたしの人生。あらゆる形で恩返しするべくこの世に貢献していきたく思ってます。

 

こちらの道場(SCMキッズ親子クラス)は、ゴールドジムと提携して、その表参道スタジオでわたしをはじめ、プロ格闘家の仲田選手やインストラクターも指導してますので、皆で楽しみながら(時に厳しく笑)正しく学んでいけますよ。これからの時代、親子で身に付けておくことは、運動習慣だけでなく大事だと思いますよ。どうぞ肚の教育を!

 

⭕️今月よりスポーツの秋キャンペーン開催!(体験された方が入会された場合には体験料がキャッシュバックされます❗️)

ご希望の方は当クラブ事務局info@sanda-club.comか、ゴールドジ表参 有料スクール(https://www.goldsgym.jp/shop/13160/school)までご連絡ください。

 

今日はこの辺で。

 

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