神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

食制整体研究所だより 〜こんにゃく湿布〜

大寒波の連休も明けましたね。連休疲れの解消に、今日は連続して「食」の分野について。

 

あらためて節分も過ぎて、旧暦としても年が明けて立春となりました。

そろそろ新年生活も落ち着いてきたかと思いますが、カラダの調子はいかがですか?

 

今日は古来から伝わる肝臓、腎臓、脾臓の手当てをご紹介。この三つの臓器は、体内の毒素を排出し、また免疫を高める上でも大事な臓器。しっかりとメンテナンスしてあげてください。

もっと詳しく知りたい人は、何回も言いますが、ご自身で調べて自己の責任のもと実践してください。このブログは自分を変えるキッカケ作りが目的で書いてますので。

どう生きるかは、自分の選択の責任であり、誰のせいでもありません。食の選択も然り、自分の生き様も然り、最後には正しい選択が残るのです。

 

話戻して、私が紹介するこんにゃく湿布は、日本の伝統医療です。東條さゆり著作「自然療法」なんかにも掲載されてますね。今回はサービスヒントです笑。

 

〜こんにゃく湿布〜

1️⃣こんにゃくを2つ用意する。

2️⃣湯を沸騰させて、こんにゃくを10分程煮る。

3️⃣こんにゃくをタオルなどに巻いて、熱さを自分で調整しながら肝臓の上とお腹・丹田の上に30分程当てる。

4️⃣その後、同じ箇所に水で絞ったタオル、または冷たいこんにゃくを1分程当てて、拭き取る。

5️⃣肝臓と同様、同時に脾臓に水タオルや冷たいこんにゃくを10程分当てる。

6️⃣腎臓に30分程、使用中の温かいこんにゃくを巻いていたタオルを取り調整しながら当てる。

7️⃣その後、同じく腎臓に水タオルか冷たいこんにゃくを1分程当てて、拭き取る。

以上が、こんにゃく湿布の方法です。

(5️⃣の脾臓は最後に1分程行ってもよい)

 

これをやった後は、本当に元氣がでます。

お酒好きな方、美食の方、心配性や外食しか摂れない方、浮腫みがちの方、冷え性の方、何か元氣が出ない方、疲れてる方など効果抜群ですから、是非続けて実践してみてください。

 

ちなみに、こんにゃくは何度でも使えます。

水に浸けて保存しとけば、なくなるまで何度でも使えます。でも、食べたらアカンよ笑。

 

昔は、土の上に寝ると地面が腎臓から毒素を吸い取ってくれる話を聞いたことがある。本来、土にはそれだけの力・エネルギーがあったと思います。今は、農薬や放射性物質や邪氣で汚染されて力が弱まってるかもしれないけどね。

こんにゃくは蒟蒻芋から製造するので、こんにゃく湿布の力がこれでわかりますね。

 

こんにゃく湿布をするべき肝臓、腎臓はカラダの毒素を分解・排出する大事な臓器ですから、大事にしてあげてください。そうしたら、またあなたのためにがんばってくれます。

一生付き合う、あなたの大事な身体です。

あなたが自分で最大限守ってあげてください。

 

今日はこの辺で。

 

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写真はこんにゃくを水に浸けて保存してる図。

食制整体研究所だより 〜酵素づくり〜

今日は酵素のことについて。

 

当研究所では、宿便による骨盤の歪み、それが原因で起こる自律神経の異常緊張から失調することを防ぐ、つまりあらゆる病の元を取り除くことを主としています。

要は病にならない身体を創ることを大事にしています。

 

宿便については、過去ブログの中にありますから探して読んでくださいね。

宿便を溜めない食環境を、自分でコントロールできれば問題ないですが、現代生活ではなかなか難しいことですね。

特に今は両親とも働いてる家庭は少なくないでしょうし、その結果食べるものについての注意も難しくなってくるのが現実。

身体に不調が起こって初めて、自分の身体を見直すことになるのでは、時すでに遅しですね。

もちろん、身体の声でもあるので、大きい病に繋がらない間に、自分で正していきたいところです。

 

本来なら当研究所では断食指導となりますが、

なかなか時間が取れない方も多いことでしょう。

 

そこで、大きい味方になってくれるのが、

このスーパー酵素(仮名)です。

このスーパー酵素は、大自然の摂理の教えを元に考案された発酵・酵素飲料です。

現在では、約50年の臨床データを基に宿便と体型、自律神経の失調による数々の病を研究した

井上義之師が理想的な摂取方法を創案して、今に伝えられている秘伝酵素なのです。

 

摂取方法は、宿便の停滞部位、骨盤の歪みから

個人個人のオーダーメイド判断して実施しますので、ここで一概に言えませんが。

 

この酵素を摂取することで、栄養補助はもちろん宿便を排除させようと腸の蠕動運動を促し、腸内環境を改善させる力があります。

腸は免疫を司る大事な器官で、第二の脳ともいわれています。腸造血説も、今では確信されている現代、この酵素は健康生活を手に入れることを手伝ってくれることとなるでしょう。

 

元来は整体、断食、食指導などを組み合わせて行いますが、各家庭でも自分で作れるよう

セミナーも計画しています。

 

一度、自身の身体を見つめ直すキッカケに

食制整体研究所へ来てみませんか。

ご興味のある方は、運営元である明光武道 深雪會グループの事務局info@miyukikan.comまで!

 

今日はこの辺で。

 

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写真は、スーパー酵素を手づくり製造している風景。結構重労働やけど、達成感はハンパない笑。これは氣が入るな!

鎮坐瞑想7 〜統合医療の観点から〜

一月も下旬に入り、本格的に仕事も入った方も多いのでは。

今日は、今年から始めてほしい瞑想について。

まずは、最近よく耳にする統合医療と瞑想についてのお話から。

 

以下、抜粋

統合医療の観点から、瞑想には次のような人々には一定の効果があることが示されています。

がんの症状および副作用の緩和
高血圧の改善
うつ・不安・疼痛軽減
更年期障害の症状改善
反対に、次のような効果は示されておりません。

禁煙効果
ADHDへの有効性
なお、瞑想の有効性についてはアメリカの国立補完統合衛生センター (NCCIH) がウェブサイト上に最新のエビデンスをまとめて掲載しています。ちなみに日本でも、厚生労働省統合医療」に係る情報発信等推進事業に基づいた「統合医療」情報発信サイトというウェブサイトで瞑想に関する情報が公開されています。

 

まとめサイトなので、そのメカニズムについてはご自身で上のサイトにアクセスするといいでしょう。何でももらうのではなく、自分で調べる習慣をつけることが重要です。

 

このブログでは、瞑想について

心身一如の考えから、瞑想経験のない方でも

わかりやすいように、できるだけ専門的な用語を避けてシンプルな要点を伝えてきましたし、それを目的として書いてることもあります。

 

いつも抜粋文を掲載してるのは、あくまでも科学的エビデンスもあることを示しながら、本来瞑想はどういうものかを伝えていけたらと、東洋、日本の伝統メソッドの有用さ・意義深さを改めて見直してほしいと思っています。

 

ということで、今年も瞑想について

日本の古からの氣の考え、氣の武道・明光武道の観点から、シンプルなわかりやすいお話しをしていければと思っています。

本年もよろしくお願いいたします。

 

今日はこの辺で。

 

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写真は弟子たちとの鎮坐瞑想。

主神・神素盞嗚大神(カムスサノオノオオカミ)の御神体の御前にて。

 

食制整体研究所だより3 〜七草粥〜

日本には、一月七日になると七草粥を食する伝統的な慣習があります。

 

色々な説があるので、その一つとして読んでほしいのが、デトックスする、つまり腸のリセットとしての慣習です。

 

年末年始の暴飲暴食や、贅沢な食事が続いて

内臓は疲労困憊している状態です。

そこで、内臓を休める意味で七草粥を食する習慣ができたとの一説です。

 

現代の人たちは、未だにフォイト栄養学の洗脳から覚めあらず、カロリー主体に食を摂ってるのが望ましく思ってるようですが、いい加減に氣づかないといけないですね。

栄養学という、食品学に近い考え、医療や食料関係の企業や権威だけが得するこの考え。

ちょっと勉強すれば、なぜこの医療や栄養が整ってるにも関わらず、ガンをはじめ生活習慣病などの病は減るどころか増え続けているのでしょう?難しく考えるのではなく、シンプルな単純なことです。上の理由が主因の一つですね。

 

突き詰めると、カロリー摂取で考える前に、

そもそもその食料はそれに見合う栄養素が存在してるのか、栄養学以外の添加物等の処理はカラダのどこが行うのか?その消化エネルギーは?突っ込めば、いかに現代人が自分で考えずに、医者や御用学者への依存、テレビやインターネットの情報だけを信じ込んで、生活してるのがみえてきます。

 

また、それぞれのテーマで話ししていきますが、話戻して

そういう意味でも、現代人は栄養低い、高カロリーの添加物まみれ食を摂り過ぎてすね。

それを処理するためのエネルギーを消費するから、老けるし、すぐ病になりやすく、疲れやすく、カラダが冷えて不調だらけとなるのです。

それでなくとも、仕事でバリバリエネルギーを使わないといえないのに、これでは本末転倒です。

 

七草粥は内臓を休める日。エネルギーを蓄える。

ここから、皆さんも食べない健康メソッドを見直すべきかもしれませんね。

断食が静かなブームなのは、なぜか。

まずは自分で考えて、調べてみましょう。

 

また次回のブログでその秘密を書いていきますね。

 

今日はこの辺で。

 

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玄米七草粥

日本拳法回顧録9 〜天王山の三段戦〜

前回の続きから。

 

受験生にとっての天王山である夏休みを、拳法修行に打ち込んだ私は、当時としてはこれまでで一番充実した練習ができたと実感がありました。それゆえ勝利の確信ともいえる自信がみなぎってたのです。

 

ただ、挑戦するのは実質日本一となる高校生三段の取得。そこは緊張しないとは言えません。

毎日イメージトレーニングで勝利をビジョンに持ち、練習をやり切る毎日を継続してきました。

ちなみに、ロッキーのテーマがモチベーションの一つだった私は、ロッキーからロッキー4までの音楽をオリジナルに燃える曲順に作って、かけまくってました笑。

 

そうして、試合一週間前を迎えます。

絶好調だった私は、最終週の練習でも、本取り模擬試合でも勝ちを収めます。

ただ、調子がよすぎたのか、試練なのか、またもや最期の自由組手(スパーリング)で怪我を負ってしまいます。今度は利き足の大腿部を相手は膝蹴りが事故的に入ってしまい、腫れ上がってしまったのです。

またか!

頭の中を嫌な予感が巡ります。

私の得意技は、右突き(右ストレート)と両足の蹴り技(直蹴りや回し蹴り)だったので、これは羽をもがれたように感じたのでした。

 

ても、今回は落ち着いてました。

これもまた一興。やるだけやったから、とことんやりましょうってね!

家に伝わる独特の代替療法の湿布を使い、患部を急激に治療しました。

 

そして、迎えた試合当日。

痛みは消えてはなかったですが、さらには青く腫れてもきましたが、それ以上に心が燃えてたので、アドレナリンよろしく痛みは氣にしなかったです。

朝の儀式的な瞑想をして、試合会場へ重い防具をさげて向かいます。

 

試合会場は、日本拳法会全体の昇段試合なので、下は中高生から上は社会人一般まで様々な人たちがごった返しで、貼り出されてある自分の目指す段の試合表を見て、自分の名前や対戦相手の予想をチェックしてます。

 

私も例に漏れずに、チェックしにいくと、どうやら相手は、高校生、大学生、社会人とどの人たちも当たる可能性のある順番。なんか不利とかとも思わず、高校の集大成として相応しいやん!と思って、試合準備を始めます。

 

開会式が始まり、各段の試合がそれぞれのコートで開始します。

 

というのも元々、日本拳法は最初の当時はリングの上で一試合ずつ試合が開催されてました。会員人口が増えて、試合会場は試合コートがたくさん取れる大きい体育館へと変わっていきます。私の時代は、前半は体育館のフローリングの上で試合が開催されてました。その硬いフローリングの上に、投げつけられたり、寝技の攻防をするわけで、試合後は打ち身、青タン、生傷だらけでしたね笑。

現在は、設備も進み、安全志向も考慮されて畳上やウレタン畳などの試合コートで開催されるようになりました。

私が18歳から出場した全日本選手権などは、元々その仕様でしたが、その他の大会の全試合でそのコート仕様で開催されるようになったのは、私が拳法を引退する少し前くらいからだった思います。

 

話戻って、私はウォーミングアップからゲンを担いで、仕上げていきます。

そして、試合進行をチェックしながら防具を装着して、試合の順番を待ちます。

心臓の鼓動が聞こえてきながら、自分が勝つイメージのみを想って、試合場を見つめます。

 

そして、いよいよ呼び出し。

氣合い一番、試合に臨みます。

続く〜笑

 

今日はこの辺で。

 

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写真は上段回し蹴り(面蹴り)が極まったシーン。俺の得意技の一つでした。

 

 

 

鎮坐瞑想その6 〜脳の可逆性〜

今日は瞑想のおはなしで。

 

まずはエビデンスの記事抜粋から。

 

近年、脳科学の分野では、人間の脳は何歳になっても変化していくことが知られるようになってきました。これを脳の可塑性といいます。
例えば、先ほどのブルワーの文献では、瞑想経験者は、後帯状皮質と背側前帯状皮質または背外側前頭前野の連携が強化されていることが指摘されています3)。
またフォックスらのメタ分析でも、瞑想によって、8つの脳の領域において、統計的に有意な構造変化をもたらされることが分かっています4)。そして、この8つの領域には、感情や思考の調整、記憶、身体感覚などの働きを担う脳部位が含まれています。

Brewer,et al.「Meditation experience is associated with differences in default mode network activity and connectivity」Proceedings of the National Academy of Sciences,2011より

 

 

今回の記事は、脳の可逆性についてでしたが、

関連するところで肉体的な若返り、つまりアンチエイジングの観点からも瞑想は研究されています。アメリアンチエイジング医学会では、瞑想を実践してる人群と、していない人群に分けて比較実験を実施しています。

それぞれの検査から2年瞑想を続けた人群は、していない人群より5歳若い結果が出て、さらには5年瞑想を続けた人群は、10歳若い事が報告されている。これは東洋医学の心身一如からも考えることができる。

 

瞑想について、このようなエビデンスや効果などは副次的な要素に過ぎません。根本は氣・エネルギーの考えとして、自身の根源的な力の底上げする、高めるメソッドなのです。当道場ではその観点から指導しています。

理論も大事ですが、まずはなによりも実感することが肝要です。

正しく瞑想を始めてみませんか。

 

今日はこの辺で。

 

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写真はミニ瞑想会。