神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

秋季・氣の体験講習会&上映会リポート

今日は毎年定期的に開催している、氣の体験講習会の模様をリポートしてみましょう。

 

体験講習会では毎回、明光武道の基礎概論を、瞑想・運動・食事の三つの柱に分けて講演しています。

その座学の後は、実際に瞑想や武道式運動の練習を通して、実践体験してもらいます。

頭でわかったと思っていても、実際できるのと、できないのとでは雲泥の差ができます。

ここわかっとらん人が多過ぎる笑。

その意味も兼ねて、深雪館道場では基本的に個人指導か少人数にしか今は教えないようにしています。

その人個人個人を観て、的確に指導したいので、あまり目の届かない人数の多い状況で最大公約数的な指導は、講演とかに限ってはいます。

本来、古武道はマンツーマンの指導が正しい姿です。今でも古武道を代表する一つ・大東流合氣武術(柔術)などでは、一人の生徒に一人師範が付くスタイルですしね。

 

話戻して、だからこそうちは実践型の体験講習会を開催してます。まずは理屈こねる前にやってみろって話やね。できるようになってから、はじめて理論がついてくるって話です。

いつも言ってますが、大事なのは"やるか、やらないか"ですよ。頭で理解して自分はできると思い込んでても、実際しなければただの絵に書いたモチやからね。あ、ヤクザ言葉と取り違いしないでね笑。

 

そして講習会の最後には、氣の体験を受けてもらって終了となります。

今回は、特別に出演した海外のドキュメンタリー映画の、その前作となる受賞作品の上映会も兼ねて開催してました。

 

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写真は東京・銀座会場(3回目)

 

先にも言いましたがもう一回。笑

毎回講習会でも話してることですが、受講して満足したり、頭で理解してる、またはしてるふりだけで実際は何もできないなどでは意味がない。だから実践型体験講習会にしてるのですから、自ら実践に繋げること、自ら行動を開始するキッカケにすることが大事です。

これもいつも言ってることですが、氣の体験についても、飛ばされたことに焦点を当てるのではなく(テレビ番組などは、ここに特化してオファーしてくることが多く、断ることが多いが)、それを通して誰もが持つ根源的な力・エネルギーの氣を高めることで、人はいろいろな可能性を実現できることを感得してもらうこと、自らの氣(意思・想念)を鍛錬することの重要さが感じれるキッカケにしてもらえたら思っています。

 

この現界に完全無欠のメソッドなどないのだから、例えば氣を体感したことをキッカケに、今の自分を内観して、変えていく行動を起こすこと、もしくは起こすキッカケづくりをすること。そこから自分改革は始まるのです!んじゃないと、いつまで経ってもオタクになるだけで、人など変わらん!

我々も時間いっぱいに、真剣勝負で伝えてますので、受ける側も真剣に集中して、本氣で臨んで欲しいと思います。

もちろん大阪人なので、講演中たまに面白おかしく話はしてますがね。笑

 

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写真は大阪会場での実践練習シーン

 

私は、氣を学ぶ上で大事なのは、一度はリアルに氣を実際に体感することだと思っています。 

氣は、超能力でも、まやかしでも、催眠術や暗示ではありません。そのようなことを行ってる団体もあるようですが。

だからこそ、最初は武道として理屈による先入観よりも先に学ぶことが肝要で、実際に氣を確かに感じて、それから自身の氣を練っていくこと。そこから先に氣の様々な可能性を学んでいくのです。自分のバックグラウンドを強化する、強健な心身を創る、氣のいろいろな分野への可能性を探求し、もう一度日本の文化として伝え残していく。

 

まぁ、言葉だけで氣を語ったり伝えるのは限度があるし、また受ける側の器にもよっては間違いも生ずるので、まずはシンプルに、リアルに氣をあらためて正しく知ってもらいたいですね。

興味ある方は、一度体験講習会に来られては!

ラストの会はまだ空きがあると思うし、満員やったら、次回は春頃の開催を予定してます。

 

今日はこの辺で。