神田真澄の氣ままな話 in 明光武道 深雪館

明光武道 深雪館 道場主のブログ

お風呂のこと 〜お風呂シリーズ〜

今日も聞かれたので、生徒さんから結構な割合で質問されることが多いお風呂について、ここで書いときますね。

 

お風呂について。

意外に皆さん、普通に水を溜めて入ってるみたいですね。それ危険ですよ。

お風呂の水、現代ですと大方の人は自動で溜まるお風呂だと思いますが、それを浄水でされてる方はまだまだ少ないでしょう。

まぁ浄水器をお風呂にまで装着するのは大変だし、コストもかかりますしね。

わたしも普通に溜めてますが、その溜まってる水にいろいろやってます。

なぜかというと、塩素たっぶりの現代の水道水。さらにこの4月からは農薬やAl他金属類などの基準値も変更され、その他にも様々な毒物が含まれる、それはそれは素晴らしい水になってます。

 

例えばこの塩素が経皮毒として体内に入ると、非常に悪い働きをします。例えば脳梗塞もこの塩素が原因の一つといわれてますし、癌もしかり。経皮毒の問題は深刻です。これは普段の洗剤(シャンプーから洗濯物などなど〜)も絡みます。ここでブログに依存せず、これを機会に自分で塩素のことについて調べてください。ヒントは経皮毒です。もしかしたら、俺が間違いを書いてるかもしれませんよ?笑。自分の責任で調べて、そして実行する。これが人生で大事❗️

 

話戻して、こんな水で溜めたお風呂に入るのは、知ってしまっては氣持ち悪いでしょう。

ではこの塩素などを抑える・除去するのにどうするか。

わたしの場合は、天然塩を入れてます。そして、ビタミンC、重曹も入れてます。量も目分量で一掴みずつ。ビタミンCは風呂用タブレットを一個。

さらに、ここでオススメは竹炭。放射性物質や塩素を吸着してくれます(その他、遠赤外線効果でカラダもポカポカ温まる、竹炭温泉や〜) 。わたしの友人である"三代目伝徳"岩崎さんが、京都は綾部の山奥で、新月と満月の日に火入れするという拘りでエネルギーに満ちた竹炭を製作されてます。よかったら是非どうぞ!(飲料水用や風呂用、電磁波予防など多々ありますよ。しかもリーズナブル!いろいろな備えに。)

 

またお風呂は外的に体温を上げてくれますし、清めという意味でも大事な習慣です。

お風呂文化が日本をここまで発展させたとの話もあったくらい、脳の活性化や体温を上げることから免疫アップや副交感神経を優位にして心身を休めるなど、メリットは高いです。ここでもう一回言うけど、自分で調べるよう❗️このブログは知識を得るためではなく、読者の皆さんが各々自分で調べるためのキッカケ作りのブログです。そのつもりで読んでくださいね。だから氣まぐれに大事なトピックスを挙げて書いてるブログなんです!

 

免疫学の世界的権威であった安保徹先生もお風呂は勧められてましたね。

本来は運動で自ら体温を上げて免疫を高めることを基としてますが、それが難しい場合も含めてお風呂も推奨されてました。普段運動してる人は二、三日に一回、運動習慣がない人は毎日お風呂に浸かって免疫活動を促しましょうと。

シャワーはそういう意味では意味なし!汗や汚れを流すだけ。

さぁ今日から思い直して、お風呂入りましょうね〜。

 

今日はこの辺で。

 

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健康診断は医療奴隷の青田買いマーケット

今日は一般の方々が信じてやまない健康診断から。

健康診断なんざ毎年やってるの日本くらいじゃない?企業に勤めていると、なんの疑問もなく毎年恒例行事になってるしね。私は30代で会社員を辞職したのでその時から健康診断なるものはもう何十年もやってません。でもお陰様で健康ですよ。

 

もちろん必要な場合もあるが、基本的にそれは緊急事態時や酷く異変を感じる時などであって、西洋医学では現代問題となってる普段の生活習慣からくる慢性的な症状は治せないからね。その根本原因を探らないと完治なんぞあり得ない。

なんやかんや言いながら未だに医者や医療を盲信的に信じてるし。医療利権の洗脳にハマらないようにしないと。

健康診断の基準値もそもそもおかしいし、それで将来的にナニナニ病になる可能性があるから、今から通院しましょうかとか、薬を予防的に飲んでいきましょうかとか、脅迫的にまさに将来的入院、永遠通院者、薬漬け患者の青田買いの世界。

毎回受けるレントゲンの放射線量もハンパじゃないし、それが癌の原因の一つともいわれてる。もちろんそんな事は表にはでないでしょうな。あやつらが困るから。

普通に今薬漬けの人いるのでは?毎日毎日機械的に飲んでる人。それ異常な事だから。

知識階級ほど実は奴隷的であること。これは出口聖師のお言葉でもある。肚で事象を観なはれや。

 

造られた事実や背景を、信じて刷り込んでいくのではなく、何が本質か、大事かをしっかり肚で判断できるようならんといかん!それが自分の人生に責任を持つこと。

どうすべきか。それは自分の責任を持って、自分で考えなさい。そして選び、歩みなされ。

 

ということで、尊敬してやまない真弓先生の著書を一度読まれては!

 

【医者にいのちを預けるな】
例えば、コンビニを経営しているとします。
そこを存続させるためには、新商品や季節の商品などをどんどん売り出して、お客さんの心を掴み続ける必要がありますよね!

では、病院を経営するとしたら?

検診が誰のものなのか、一度考えてみるのはいかがでしょうか?

美健ガイド社 医者にいのちを預けるなシリーズ
http://www.biken-guide.com/?mode=cate&csid=0&cbid=2357676

 

医者は絶対でないし、医療利権は悪魔です。

この言葉、覚えといてね。

 

今日はこの辺で。

 

 

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一部掲載記事は真弓先生のご息女・さおりさんからレンタル笑〜

氣の武道・明光武道とは 〜映画出演で感じたことを思い出したので書いてみた〜

春ですね〜。いろいろと忙しい日々もやっと一息つけたので、ホッと一息風呂に入ってましたが、今日はその時にふと思い出したことを書こうと思います。

 

映画撮影でのことなので、まだ公開前だからネタバレ的な話はできませんが、私が映画のロケ収録してた時での話をふと思い出したので、少しだけスポット的に話をしましょう。(映画公開前のため名前もふせますね。情報解禁になったらお知らせします。)

 

ある海外映画際の受賞監督で、世界の氣について求めていくドキュメンタリー映画を撮影していた映画監督から出演オファーが来たときの話から。当時は怪しいことも多いご時世だったし、相変わらずテレビ関係の依頼はふざけたものや、編集で正しく伝わらないことばかりで多々出演拒否していた背景もあり、今回の映画出演も内容次第ではあるが断る体でうちの事務局が交渉してました。

その後、監督から直接出演依頼のメールが届き、真剣な映画製作であること、監督やスタッフの真剣な熱意が伝わってきたこともあり、最終的には出演を快諾することとなった経緯があります。

 

映画ではヨガのクンダリーニの方がアジア諸国を中心に世界の氣の考えを求めて各国の代表する方々を訪じていき、各々の技術を交流する流れなのですが、その日本での武道ロケの一人がわたしであり、明光武道だったのです。(これには深雪館の指導陣・弟子たちも共演してます。)

 

その撮影時の話で、

そのヨガの達人と私との氣の交流として、明光武道の体験を通して、わかりやすく言えば相手を勁という力で直接押す、つまり氣を具現化した力で吹っ飛ばす状態時のこと。

他のスタッフや関係者、彼の弟子?たちは何回も経験され吹っ飛んだ中、今思うと彼だけは一度だけ交流するのみだったのです。まぁそのこと自体も忘れていたのですが、後に映画編集時にインタビュー収録時の(通訳の人が日本人でなかったので伝わりにくく、また正しく訳せてもなかったので、話したいものが半減した事もあり)話した内容の補説や解説を再依頼された際に、後に通訳や映画の翻訳をされてて、私も信頼してる日本の有名大の元教授(と当時私は呼んでましたので)から聞いた話なんですが、彼は私との氣の交流で"怖さ"を感じたと。だから一回で終えたのだ、と伝え聞きました。

 

それに対して私は少し驚き、そして同時に嬉しくもなったのを覚えています。

その時に答えた概要は、それはおそらく彼が大宇宙・天地自然の氣を明光武道を通して感じられたからではないですか、と伝えたのを思い出しました。

その部分を感じ取られたのは、さすがヨガ界での達人だなと。共有できた部分でもあったのかと笑みが溢れたのを、後にですが覚えてます。

明光武道の核は天地自然の氣と繋がり、取次ぐことに在ります。つまり、究極は神人合一です。講演会でもよく話してることですね。

これは合氣道開祖の植芝盛平翁も同根の話をされてます。武の極の話です。

わたしは修行の中で、日本古来に存在した武道の一つであり、素盞嗚尊が使ったとも云われる言霊剣(ことだまつるぎ)の伝承者・奥山先生のお話や、合氣武道開祖・植芝翁が修行されてた時分を実際にご存知である複数の方々からも、いろいろな分野の方から聞いた話もたくさんあるので、武道の極についてはある意味確信を持ててます。

 

明光武道の氣は、自らの氣を与えるというのではなく、天地自然の氣を取次ぐことに核があります。(当然だが、その天地の氣と繋がりうる器である身体、そして自身の根源的な力である氣・内功を練り自ら高め、修めた上での話です。)

だから取違えてはならないのは、その人自身が凄い氣・エネルギーの持ち主だとか、聖人偉人ではないのです。シンプルにいうと、天地自然の氣の取次者であって神ではないのです。ここを慢心して自ら神格化する残念な怪しい輩どもがおるから、氣はいまだに正しく伝わらないのです。氣はオカルトでも、ある意味超能力でもありません。

氣は人が持つ根源的な力・生命エネルギーなのです。

 

それを取り違いし自らを権威付けて、自分自身を特別視し、怪しい、慢心した姿は哀れです。ハッキリ言っておかしい人になり落ちますから。そういう状態に陥った者を、古神道では魔境といいます。非常に危険なことです。またそれに携わる者も然りです。見直してもらいたいものです。

 

話戻して武道の核の部分を繰り返しますが、ヨガの達人である彼は、明光武道の氣の体感を通して大宇宙・天地自然の、壮大な測り知れない氣を感じられたのかもしれません。

 

その後は、共演した彼は海外の方もあって話はできてませんが、いつも監督やスタッフの方々と私の仲介役を真摯に務めてられる元教授を通して彼には伝わってるとは思います。

その彼はヨガの究極は神との融合と言ってたと。神とは天地自然の姿を言ってるのだと思います。

 

最後にもう一回、他の気功関係とは一切違う核の部分を言います。

日本の古の氣の考えから、東洋武術界から大成した拳法と云われた氣の武術・意拳を考察し、新めて日本武道として再興した明光武道の極意は、天地自然の氣の取次であり、神人合一です。武術界では天人一致ともいいます。

これは植芝盛平翁が話されてた神人一如の言葉と同根であり、元の教えは出口王仁三郎聖師にあります。

ここを宗教的とか、枠の小さい科学やせこい頭で考えてもわからないでしょうね。少なくとも史実、事実として綿々と伝わってる訳ですから。

ちなみに言うけどもうね、わたしはある時からアホなヤツらは相手しないようにしてるので、低レベルな馬鹿話は面倒くさいし、かまう意味なし!で、完全無視で放ってます。好きにしたらええやん。

 

 武道とは闘いの道具ではなく、己と向き合い、高める、己の肚(臍下丹田・氣)の鍛錬であり、自身が根本的に高まることが、武の威徳となることなのです。その威徳は敵の戦意を言向け和し、心改め、平和へと導く力となる。

私はその教えを、武道人生一番の師である難波先生から取次がれ学びましたし、実際にそう体感・経験し、修めました。

リアルに闘う実戦格闘技(日本拳法)界に五歳から身を敢えて置いていたからこそ、今はその意義を肚で諒解できますし、その核を氣の武道の本質として明光武道を伝えています。

 

ふと、そんなことを想いながら熱いお風呂に入って汗を流してました。(これ毎日健康習慣の健康のキーワードね!サービスやで笑)

 

今日はこの辺で。

 

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写真は出口王仁三郎聖師の御作品。

明光武道の光は日と月である天地の姿(神)の御蔭が光であり、その光・氣を取り次ぐ武道の意。

植芝盛平翁が、なぜ大東流合氣柔術から合氣武道(合氣道)へと発展させ創始したのか、植芝翁が実践されていた合氣道の核は何か。そこの部分を勉強しないと、いくら植芝翁の妙技を追ったところでわからんでしょうな。そこがまだまだ武術という枠や、いろいろな意味で固執してるとこでもある。これは私も経験したことです。武の極みを肚から諒解できるまでは、本当に厳しい修行でした。

五歳からリアルに闘う実戦総合武道の世界に身を置いてから、さまざまな武道、格闘技と交流し、意拳の核を研究・修め、武道人生数十年。やっと辿り着けた境地です。明光武道を伝えることはその集大成。これからの使命はこの武の真を通して天地自然の摂理を取次・伝えていくことです。まだまだ道は生涯続きます。

惟神霊幸倍世(かむながらたまちはへませ)

 

世界の日本拳法から 〜日本拳法回顧録13〜

今日は趣向を変えて、世界で行われている日本拳法を是非ご覧あれ〜。

 

https://fb.watch/beIMjG0YxN/

 

そして下のYouTubeは、キックボクシングチャンピオンの那須川天心くんの日本拳法体験映像。

わたしの原点、五歳から入門した日本拳法の総本山・洪游會本部道場から〜。

(ちなみに動画中に中村選手のルール説明で、寝技の際に説明不足で、倒れた相手に関節技・腕十字固めや、立ち技で関節取り脇固めなども一本となります。今はルールが変更なったんかな〜。そんなはずはないと思う。少なくとも俺がおった1970年代〜2000年代はそうやったけど。もう2020年代やねんな〜笑。

日本拳法は実戦中であらゆる想定される攻撃を網羅してあり、防具装着することで安全にかつ激しい格闘中、実戦性を確実に修得できる武道・格闘技。

そして審判してるのが、共に修練し弟弟子でもあった中野"文ちゃん"洪游會本部道場の副会長。今は整骨院の凄腕院長でもある。)

んじゃYouTubeどうぞ!

 

https://youtu.be/O3L4x41cgDk

 

初めて、2回目?の天心選手は、あんだけ動けるとは天才、センスの塊や〜。防具付けただけで10kg近くあるし動きにくいのに、さすが!

日本拳法は実戦の練習としては、本当に優れた総合武道・格闘技です。プロの選手が多いのも納得できると思います。

 

やってみたい方は、http://sanda-club.com

まで。

 

今日はこの辺で。

 

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日本の文化が世界に融合発展されると、大会もまたおもしろし。

 

 

 

ワクチンはやめなさい。

雪の中、皆様ご苦労様です。

俺も雪の中、道場で殴り愛に向かってます笑。

 

今日はうちの情けない◯田□相が、まだ3回目を促そうと画策報道してるようで、アホな犬丸出しな話だが、それを魔に受けてる阿呆な人間たちも多いのも事実なので、今日は違う角度からワクチンを観てみよう。ある関連記事から。

 


◯ワクチン接種するくらいなら引退

 NFL選手

プロフットボールリーグ(NFL)が新型コロナウイルスのワクチン接種に関連した新ルールを公表したことを受け、
バッファロー・ビルズのワイドレシーバー、コール・ビーズリー選手(32)が、
ワクチン接種を受けるくらいなら引退するとツイートした。

ビーズリー選手は18日、

「私はワクチン接種は受けていない」

「外に出て自分がやることをやる」

ツイッターに投稿。

「私は人前に出る。私のことを怖いと思うのなら、近寄らないか、ワクチンを接種すればいい。それだけのことだ。
 私は新型コロナウイルスのために死ぬかもしれないけれど、本当に生きられないくらいなら死んだ方がいい」

と書き込んだ。

これに先立ちNFLが発表した選手やスタッフの行動に関する新ルールでは、ワクチン接種を済ませていれば、
検査は2週間に1回で済み、チームの施設内や移動中のマスク着用は義務付けないとした。
陽性者と濃厚接触した場合でも隔離は義務付けられない。

一方、ワクチン接種を受けていない選手やスタッフに対しては、1日1回の検査やマスク着用を義務付ける。
チーム施設内では引き続き人と距離をあける必要があり、チームメートやスタッフと一緒に食事することは許可しない。
移動先で滞在しているホテルから外出することも認めない。

転載終わり。

 

 

全く意味のないマンボウがまたはじまり、PCR検査等まだまだ横行してる今、治験もままならないワクチンも3回目接種や接種年齢を引き下げ、その魔の手は子どもにまで打とうとする悪魔の大人ども。俺にはそんな危険なものを、金で溺れたザ・専門家の一言で、自分ではよく考えませずに大事な家族に打たせるあんた方は、魑魅魍魎にしか見えないよ。

なんや元恥事の◯下先輩は、上に似た差別的政策を主張しだすわ、洗脳国家もここまできて、まだ氣付かない、マスク一つ取れない心底アホな人たち。

そもそも、無症状の病って何?ホンマ、冷静になって考えよ❗️

 

政府やマスコミ・専門家の信者のあなた方は、この記事を読んで、どう考えた?

 

こんなことを仕方ないからと、なんも考えずに

認めてしまうと、後は奴らの好き放題。このままなんもせずでええの?

大事が起こってから、行動すんの?失ったものは帰って来ないで。取り返しつかんのやで!

ええかげん、他人事でみてるんじゃなくきちんと自分の頭、肚でじっくり考えてみ!すべきことが見えてくるはずや!

他人のカラダじゃなく、自分の、そして大事な家族のことなんやで!

無駄に目通すんじゃなく、キッカケに調べて、考えて、行動始めないと!

しょうもないことやってる間があるんやったら、今せなあかんこと、できることをサッサとしなはれ!もう時間ないで、ホンマに。

俺は何回でも叫ぶからな!

 

今日はこの辺で。

 

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写真は水俣病を題材にした映画。

まるで今のコロナの様相を観てるよう。

何回同じ歴史を繰り返せば改めるのだろう。

ええ加減、真剣に見直そう!

【改訂版】日本拳法回顧録11・12 〜格闘技活動から氣の武術界へ〜

ちょうどいい時期なんで、前に掲載した日本拳法回顧録11から、少し加筆して再掲します。ダイジェスト版的にどうぞ。

 

 

9月は日本拳法全日本選手権大会が開催される月でしたので、久しぶりに思い出深い日本拳法の話をしましょう。

ちなみにブログ用に、どなたでもわかりやすいように敢えて高揚感タップリ、詳しく書いてますんで、格闘技興味ない方でもストーリーとして少しは読みやすく、楽しんでもらえるように書くよう努めてますので、是非一読してもらったら嬉しいかぎりです。

 

 

 参段(三段)になった私は、4月の春休み期間に行われる、所属道場の拠点となる豊中市民選手権大会に出場しました。

その当時、大会は階級別で段外の部、初段の部、二段の部、三段以上の部(現四段以上・高段の部)に分かれて開催されました。

 

私がエントリーされたのは三段以上の部。

そこには全日本でも活躍するトップレベルの強豪も数人エントリーされていました。

中でも、一番の強豪が笹部信彦四段(現五段)。

当時、笹部さんは道場の先輩で、元中京大学拳法部出身、学生日本一を決める全日本学生拳法個人選手権大会の準優勝者で、日本拳法中部選手権のチャンピオンや、全日本総合ベスト8などの輝かしい戦績を持つバリバリ現役時代の日本トップ選手の一人でした。

そんな激戦トーナメントだったのと、初めての三段以上の部出場もあったりで、まぁ、優勝は朧げにないなと思ってましたが、生意氣だったこともあり、入賞はできるかも!と想い、メダル狙って試合に臨んだと思います。笑

 

さすがに30年程前の頃なので、はっきり覚えてないですが、1回戦から一本も取られずに勝ち進んで、準決勝まで無傷で勝ち進みました。

心の中で、「やった!メダルもらえるやん!」と秘かに喜びながら、顔はポーカーフェイスで

カッコよく試合に臨んでました笑。

 

しかし、大きな壁がそびえ立ちます。なんと準決勝で対戦するのが、優勝候補筆頭のあの笹部四段でした。ある意味笹部四段が優勝するだろうと大会主催側も観客や関係者も思われていた大会でしたから、私自身もこりゃえらいこっちゃと、こりゃ三位フィニッシュやなと心の中はなったくらいの、前段に説明した、前年チャンピオンで豊中選手権連覇中の最強の笹部四段!

こりゃ、正直に言うと、半分諦めてました。

いくら俺が高校で、龍峰杯や全日本社会人、そして当時最少年齢で三段とった伝説の天才だった(笑)としても、現役バリバリの全日本トップランクの選手に勝てるはずがないと。

だから、胸を借りるつもりで、ある意味ノンプレッシャーで準決勝戦に臨みました。もう、メダルもらえるし、この成績でも十分に讃えられるやろし、負けて当然〜みたいな笑。

でも、その無欲さが、肩の力を抜いて、リラックスできたのかもしれません。

 

そして、いざ試合開始。

なんと、身体が嘘のやうに軽く動きます。

あの笹部四段相手に、互角に戦ったのです。

笹部四段は柔道も有段者で、日本拳法総合格闘技ですから、投げもありますので、当時投げ技・寝技がキライな私は、立ち技で勝負することが多かったのですが、もちろん寝技が苦手なことは笹部四段も既知のことで、その攻防が面白かったようで、観客席も注目でした。(後で知ったことですがね)

そして、試合時間3分が経過して一旦引き分けとなります。続けて、無制限延長戦に入りました。一本先取した方が勝利てす。

ですが、この延長戦でもなかなか決着がつかない。笑

相打ちが多かったのを覚えます。印象に強く残ってるのが、笹部四段が得意の突き胴といって低く身体を倒してボディを直突き・ストレートするのと、私がそれに合わせて面を回し蹴りする、つまり顔面をハイキックするのとでお互いに相打ちとなったのは覚えてます。鉄の面を素足で蹴りますから、試合後に私の脛の肉が切れてたのが、激しさを物語ってると思います。

ちなみに縫わずに、通称・外科ゴロシといわれる漢方の塗薬で、縫うことなく治しましたがね。笑

 

そんなこんなで、お互いに体力も消耗して、睨み合いになった時、主審の高五段(今では審判部部長だと思う)が試合を止めて、お互いに注意が発せられました。柔道でいう教育的指導みたいなもので、もっと攻め合うように!と。

その刹那、私の頭に策が浮かびます。

審判の注意から、必ず笹部四段は先に攻めてくるだろう。だから、それに合わせて迎撃するように見せかけて、スッと身体を沈めてカウンターの突き胴だと!

そして、次の瞬間見事に笹部四段の右ストレートに合わせて、私のカウンターの突き胴がハマり、胴を突き抜くパンチの音がバッコォ〜ン!と場内に響きました。

一本!勝負あり!

そうその瞬間、私は笹部四段に勝利してしまったのです!

あの全日本ベスト8であり、元全日本学生準優勝の、有名なトップランクの選手である笹部四段を破って、豊中選手権を制覇したのです!

これは自信になりました。

うん、自信から確信へ!

 

この準決勝が実質の決勝戦だったようなもので、失礼ながら決勝戦で戦った相手は名前さえも覚えてないのです笑。まぁ、楽な向かいのトーナメントで上がってきた選手ですから、私側の激しいトーナメントとは違ったでしょうしね。確か、私の記憶が正しければ拳法の名門・関西大学関係の選手(OBか現役主将やったか)だったと思います。同じ三段同士だったと思います。

 

勝戦は、本戦三分で決着がつきました。

笹部四段との無制限延長戦で戦った満身創痍の私と、まだまだ元氣な相手選手とでは、体力的にも差がありましたが、攻防で決まりが出ず、

はっきり覚えてるのは、「あと少しです!」というタイムキーパーの声が聞こえてから、少し経った終了間際に回し蹴りを決めて、一本!防具の割れんばかりの音が豊中武道館にヒビキました。これ、地元の人しかわからないギャグね笑。

 

その瞬間18歳で豊中選手権を制覇した私は、若氣のいたりで感無量の嬉しさもあり、右手を突き上げます。これ、私の勝利の定番ポーズね笑。優勝したことも嬉しかったが、あの笹部四段に公式試合の真剣勝負で、しかも延長戦で勝ったのが、本当に自信と嬉しさがありました。

それは今でも覚えてます。

 

またも若氣のいたりで、表彰式で優勝にキャッキャ喜んでたら、笹部さんからこれは俺のもんになるはずやったんや、トロフィー変えたるって、冗談で持ってかれたりしましたが、今だから言っていいと思いますが、試合後も笹部さんはなかなか着替えもされず、悔しさでぐったりと肩を落としてベンチで落ち込んでられました。悔しさがおさまらない様子でした。

でも、普段同じ道場でいつもトコトン練習に付き合ってくださってる笹部さん。本当にいい兄貴分って感じで、道場の面々を引っぱって行ってくださった名キャプテン。拳法史に残るトップ選手の一人であり、本当にお世話になった方の一人です。

飲んで酔うと、ホンマに面白いんですけどね笑。重量級のイカツイ顔と身体でコケてお尻で階段降りてきた事件とか笑。ええ歳の成人なのに乳歯生えてた話とか笑。伝説はいっぱいです笑笑。

それはまた今度の話で。

 

先ほども書いたけど、9月は日本拳法界では全日本の季節なのでオマケで笑。

この豊中市を制覇した年、私は拳法界で快進撃します。

なんと18歳で、日本拳法の最高峰の大会・日本一を決める全日本拳法総合選手権大会の大阪地区予選トーナメント(本拠地のため関西予選規模の人数)を突破し、大阪代表として初出場で、全日本拳法個人選手権大会に出場権を獲得しました。

(ちなみに当時は日本拳法は、元祖である最大団体日本拳法会、関東中心の日本拳法協会、後には一部が合併した日本拳法連盟NPO法人日本拳法協会、世界日本拳法連盟など多数あった。わたしは最大の日本拳法会所属選手で、四段・指導員・審判員資格保持者でした。)

 

後に何度も出場したので、記憶が朧げですが、

予選大会の試合後に、予選突破者だけ集められ

中野会長(日本拳法の生まれた道場・洪遊会)から、「君たちは、今日、拳法界で選ばれた選手たちです。それを誇りに、それに相応しい振舞いと精進を忘れずに、素晴らしい試合を本戦の大会で見せてほしい。日本拳法の代表として切磋琢磨せよ!」のような内容の話をいただきました。若いながらも、心がふるえたのを今でも鮮明に覚えてます。私の武道家としての原点・誇りがここにもあります。

 

そうして、2ヶ月後。

本戦である全日本拳法総合選手権大会が開催され、日本一を決める全日本拳法個人選手権大会に出場しました。

開会式では、優勝候補の一角・西光四段(現六段)ら錚々たる有名選手たちの中、私の元出身道場の洪遊会の先輩の米山三段や後輩の徳永三段(現四段)などの懐かしい顔が、当時は防具の胴が赤・白で分けてた時代だったから、胴当て姿で皆さんと話してたときは、「あぁ、幼い頃から見てきた世界、俺も憧れのレベルの世界の一員になれたんや!」と、5歳から始めた私には感慨深い時でもありました。大阪代表のゼッケンは嬉しくて、シーズン後も敢えて付けてたりして笑。団体戦などで全日本選手権アピールして相手を威嚇?したり笑。ホンマ嬉しかったな〜。

 

そして試合開始。

初出場ながら私は三回戦まで進み、本戦はおしくも0ー0の引き分けから延長戦の末、判定負けで準々決勝には進めませんでしたが、結果として18才の初出場で全日本ベスト32まで勝ち進める快挙を起こしました。

ちなみにその時の出場者は、全国から予選を勝ち抜いた約100人くらいのトーナメントだったと思います。私のAコートには、優勝候補の雑古四段はじめ、学生チャンプで天才と謳われた若原三段(現四段)がエントリーされており、なんと若原三段が全日本選手権連覇中の絶対王者・雑古四段(現六段)を破るという番狂わせが起こったおもしろい年となりました。関係者の方は、記憶に残ってるのではないでしょうか。

 

この全日本総合選手権については、初出場後も、多数回出場してますので、思い出深かった、日本拳法協会の全日本重量級チャンピオンだった鎌田四段との対戦などはまたの機会にあらためてお話しますね。

 

たしか、全日本初出場後の18歳のときにK-1からT氏にスカウトとかされたな〜。

当時はトーワ杯などいろいろな団体が格闘技出身のプロ・アマ混ぜた大会の開催も多々あった時代で、例えばK-1の前身である正道会館の全日本オープン空手大会にシュートボクシングのプロだった平選手(グラップラーバキのモデルになった格闘家)が出場して、グローブルールで優勝候補の柳沢選手と戦った死闘は有名だったし、優勝した佐竹選手のグローブルールでの決勝戦は圧倒的で、その後にK-1の初期団体ができていってと、格闘技界がドンドン変わっていった時代だった。いろいろ出たな〜。

あのまま拳法界、格闘技の世界に在籍し続けてたらどないしてたんやろ、とたまに想う。

 

わたしはだいたい20代なかばから東洋武術の最高峰と謳われた意拳に出会い、肚を決めて氣の世界へ身を投じていくことになるので、その際に一切の格闘技歴を一旦リセットして、ゼロから修行に入った。それもあって、団体間の問題や格闘技活動、前の団体と袂を分かって独立したことなど、いろいろ複雑なんですわ笑。だから別にその時の話を今は言う氣もないし。腐った話や面倒くさいこと、武士の情けで全部背負って、敢えて封印してることもあるしで、そこは言うべき時にしか言わないよ。どうでもええくだらんことに囚われる氣はないし、そんなレベルの低いことはしない主義なのでね。もっと大事なやるべき、意義ある事にエネルギーを注ぎたいですしね。

俺がいつも肝腎と思ってるのは本質。本質が伝わってればそれでよし!です。

氣について、武道については、またじっくりと話していきます。

 

ということで、この全日本総合選手権大会初出場の時は、記憶が朧げやけど親友のチョロマティこと久松や一緒に日本拳法をやってた同じく親友の笹川、元剣道家のタッキンこと瀧本ら他数人で垂れ幕作って応援に来てくれたな〜。"勝て!北野の帝王・神田!"的な垂れ幕、覚えとるかな〜。

そうそう、今やから言えるけど笑、その友達の結婚式3次会の終わりまで飲んでて始発で帰ってきた後に、ひどい二日酔いの状態で四段戦で勝ち抜いた話もあったな〜。もう酔拳やん笑❗️またこれらについては氣が向いたら書きますね。

 

今日はこの辺で。

 

 

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写真は、現在神田流拳法(スタイル)の遺伝子を受け継ごうとがんばってる当道場の深雪會グループのSANDA CLUB Mz所属の弟子で、シュートボクシング スーパーバンタム級のプロ選手・仲田光大。これはデビュー戦を前にバンテージを巻きながら、作戦を授けてるワンシーン。皆に支えられ、運も味方につけて、がんばってここまでのし上がってきた彼のただならぬ緊張感が漂ってますね笑。

 

ちなみに同じSB界では、有名な元シュートボクシング日本ウェルター級チャンピオンの梅野選手とは、日本拳法時代に全日本の予選で戦った仲。もちろん俺が勝ったけどね笑。でも彼も若かったし、手こずってすでにパワフルで強かったのは覚えてるな〜。だからプロで同じ日拳出身の彼がシュートボクシングの王者になったことを知った時は納得したし、嬉しかったな〜。日本拳法出身者の格闘技界で活躍してるプロ選手たちは結構多いですよ。

当時はうちの道場の弟子には警察の逮捕術の元団体チャンピオンや自衛隊やらいろんな格闘家たちもおったし。

興味ある方は門を叩いてくださいな。

恒例!春の明光武道 氣の体験講習会のお知らせ

毎季恒例開催しています、自分で健康なカラダことを見つめ直すキッカケ作りの少人数制講習会です。

今年は新春講習会から開催致します。

昨年よりオンラインで受講が可能です。(セミナー講演のみ)

☆その場合の氣の体験については、各々が個人で予約をして、お知り合いの小グループでも個人のみでも体験できる方式です。(要予約制のため、少人数制での開催となります。)

 

◎明光武道・氣の体験講習会

  

毎季恒例開催しています、自分で健康なココロとカラダを見つめ直すキッカケを各々掴んでもらうための、少人数制講習会です。

まだしつこく続いている新型コロナウィルス騒動で、心身ともに疲弊されてる方も多いと思いますが、こんな時、これからの時代だからこそ、自身の根本的な力・エネルギーである氣を練って、どんなことが起ころうともびくともしないジブンを創っていきませんか!どこでもできるメソッドですから、こんな機会だからこそ、始めてみてください。

門下生の方や、講演会参加された方など、改めてトータルで3つのメソッドを学んで、その上で練習に入るのは、一番理想形ではありますよ〜。チャンスあるなら是非どうぞ!

 

☆今回のは既に申込者もいますので、HPには掲載せず、内々にSNSのみで宣伝します。

 

以下詳細コピペです。

 

◎明光武道 氣の体験講習会

 

・東京エリア  〜銀座周辺〜

2/26(土)午前ターム (2時間)  門下生優先

2/27(日) 午前ターム (2時間)  一般

 

・大阪エリア 〜新大阪周辺〜

2/20(日) 午後ターム (2時間) 講演会参加優先

 

  ☆東京、大阪ともに受講生には門下道場への入門特典あり!だそうですよ。

 

毎回、少人数制で開催する人氣講習会です。
実際に氣について体験してもらい、氣とは自分の生活や健康にとって、どういうものなのかを知ってもらうキッカケとなる講習会です。
明光武道は、日本古来の神道文化と東洋武術の大成した意拳を基に、日本の古に存在した大自然と人とを結ぶ氣の武道、そして氣の文化の復興・再生として、発展させ伝えている最も古くて最も新しい日本の氣の武道です。
誰でもどこでもできる武道式の瞑想や運動法、そして日本伝統食と皇漢医学から生まれた井上式健康法から食と体型の理論や断食についての概論を通して、自分自身で氣を高めて健康、強健な心身を習得していく方法を、集中して約2時間の充実した内容で学べます。

また、実際に氣を体験して、人の根源的な力を改めて考察する貴重な機会となります。


内容としては
・明光武道とは

・正想/正食/正体の概論
・武禅、坐禅、臥禅の実践
・氣の交流体験

 

ご希望の方は、事務局info@miyukikan.comに連絡ください。

 

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