今日は逆トレについて、明光武道のメソッドからお話しましょう。
以前に生徒さんから情報提供してくださった"逆トレ"。わたしはTVをあんまり観ないのだが、ためし△ガッテ◯という健康番組で特集されてたとか。
ちょっと前には下の写真のようにためし△ガッテ○の内容が雑誌でも紹介されており、こちらの記事を別の生徒である某氏より送っていただきました。
筋トレというと、基本的に引く力を中心に鍛える所謂屈筋のイメージが強いのではないでしょうか。重いものを持ち上げる。バーベルなんて最たるものでしょう。
また階段で上る時よりも、なんとなく降りる時の方が重力に倣って楽に思い込んでることもあると思います。
ではどちらの筋肉が、"健康"という観点からでは有効なのでしょう。
上の写真記事からもわかるように、統計をとるとこの伸筋(逆の動きをする力)を効率よく使うことで、健康アップに繋がるとのことでした。
ここで持ち上げる・引く筋肉を"屈筋"、伸ばす・逆に動く筋肉を"伸筋"と名づけましょうか。
屈筋については、結構調べればポピュラーで情報も得やすいと思いますので、いつもの如くご自身で調べてください。
今回は伸筋について。
伸筋は、先ほども述べたように、曲げたり力で引き寄せるというよりは、その逆で引き離す、押す、伸ばす筋肉です。
このブログの読者なら、一度は経験あると思いますが武道スクワットを思い出してください。
曲がる時はそれなりにゆっくりとできるけど、
身体を持ち上げる、つまり伸ばす時にツイツイ早く伸ばしてしまう経験ないですか?笑
またまた、山を登る時よりも降りる時の方が大変と聞いたり、感じたりしたことはないですか?
人は曲げる時より伸ばす時の方がシンドイのです。それだけ鍛えにくい。
でも上の写真からもわかるように、この逆の運動をする筋肉、伸筋を鍛えることは健康長寿につながるとされています。
当道場の明光武道メソッドでは、この所謂逆の動き、伸筋を鍛えることを重要視した動きが多いのです。
先ほど話題に出した武道式スクワット(源流の意拳では弾腿という)は、特にこの伸筋(人が持つ最大筋肉の一つであり、第二の心臓とも云われる大腿四頭筋)を使い、その効果を十二分に得る下半身鍛錬法です。
そのメカニズムについては、氣の体験講習会などでもよく話してる内容ですが、その一つにミトコンドリアがあります。気になる方は受講するか、自分で講演会など探して来てください。
うちの道場はYouTubeやらSNSやらであんま簡単には伝えません。それは先人たちが命懸けで伝承してきた武術を継ぐ者の義務でもありますし、不特定多数のような誰にでも簡単には伝えません。それは危険にもなり得るからです。伝えるからには責任が生ずるのです。いたずらに隠してるようなせこい話ではなく。いくら時代が移り変わろうが、なんでも理屈捏ねてる世界ではないんやで。
そもそもテレビとかも正しくは伝わらんし、伝えんしね。
あくまでもこのブログは、自分自身を見つめ直すキッカケ作りのモノですので、これを機会に自ら調べる、学ぶ、実践するが肝要ですよ。
頭でグヂグヂ考えて満足させてるより、まずは実践,行動すること!早い話が偉そうに言いながらそれできんのか?って話です。できもせんのに頭でっかちの如く理屈だけで満足してたら、所詮は人生それだけのもんやで〜
今日はこの辺で。